指定校推薦対策のために塾に行くべきか徹底解説!
結論、多くの場合、塾に行くべきでしょう。
本記事では、指定校推薦対策のために塾に行くべき人や行く必要がない人の特徴に加えて、塾に行くメリット、塾を選ぶ際のポイントなどを解説します。
このページの目次
指定校推薦とは
指定校推薦とは、学校推薦型選抜の1つで、大学が指定した高校の生徒が出願できる制度です。
「評定平均3.8以上」といった選考基準が設けられ、志願者が募集枠より多かった場合、校内選考が実施されます。
なお、一般的なスケジュールは以下の通りです。
6月:募集要項の公表
7~10月:校内選考
11月:出願
11~12月:大学による選考
12月:合格発表
校内選考で指定校の枠を獲得できれば、合格できる可能性が高いのが特徴です。
指定校推薦対策のために塾に行くべきか
指定校推薦対策のために塾に行くべきかは生徒ごとに異なります。
ここでは、行くべき人と行く必要がない人の特徴を解説します。
塾に行くべき人の特徴
塾に行くべき人の特徴は以下の通りです。
- 評定平均が基準をクリアしていない
- 学習習慣が身についていない
- 勉強の仕方がわかっていない
評定平均を高めるためには、定期テストで高得点を取る必要があるので、独学で結果を残せていない場合、塾を利用するのがおすすめです。
また、指定校推薦の枠を獲得できない可能性を考慮して、一般選抜で大学に進学するためにも塾は必要でしょう。
塾に行く必要がない人の特徴
塾に行く必要がない人の特徴は以下の通りです。
- 評定平均が基準をクリアしている
- 定期テストで高得点を取れている
- 高校のサポートが充実している
指定校推薦では、評定平均が重視されるので、評定平均が4.5以上であれば募集枠を獲得できる可能性が高いでしょう。
ただし、評定平均は高校1年生の1学期から高校3年生の1学期までの7学期分が対象です。
学年が上がるにつれて、勉強の難易度も高まるので、不安な場合は塾に通って定期テスト対策を行うとよいでしょう。
指定校推薦対策のために塾に行くメリット
指定校推薦対策のために塾に行くメリットは以下の3つです。
- 評定を高められる
- 受験情報を入手できる
- 一般入試対策もできる
順番に解説します。
評定を高められる
塾で定期テスト対策を行うことで、指定校推薦の選考基準である評定を高めやすくなります。
もちろん、定期テスト以外にも提出物や学習態度などが加味されて評定はつけられますが、最も重要なのは定期テストの成績です。
指定校推薦での大学入学を目指すのであれば、高校1年生の1学期から勝負は始まっています。
毎回の定期テストが重要になってくるので、早めに通塾して対策を行うとよいでしょう。
受験のアドバイスを受けられる
塾に通うことで、プロの視点からのアドバイスを受けられます。
例えば、指定校推薦で大学に進学するのではなく、一般選抜でよりハイレベルな大学を目指した方がよい場合もあるでしょう。
過去に指定校推薦で大学に進学した生徒がいる塾であれば、小論文や面接の対策法も相談できます。
独学の場合、視野が狭くなってしまい、最適な戦略を立てられないおそれがあるので、少しでも不安があるようであれば、塾を利用するのがおすすめです。
一般選抜対策もできる
多くの塾は大学受験対策を実施しているので、指定校推薦の枠を獲得できなかった際、一般選抜での受験に切り替えられます。
指定校推薦は、各大学の募集枠が1~3名程度と少ないので、自分よりも評定平均が高い生徒がいた場合、校内選考で落選してしまいます。
指定校推薦の枠を確保できたとしても、必ず合格できるわけではありません。
一般選抜での大学受験に対応するためにも、早めに通塾しておいた方がよいでしょう。
指定校推薦対策で塾を選ぶポイント
指定校推薦対策で大学進学を目指している高校生に向けて、塾を選ぶポイントを3つ紹介します。
- 定期テスト対策を実施している
- オーダーメイドカリキュラムで学習できる
- 授業中以外も気軽に質問できる
定期テスト対策を実施している
評定平均を高めるためにも、定期テスト対策を実施している塾を選びましょう。
指導方針やカリキュラムは塾によって異なります。
進学塾であれば、一般選抜での合格を目指したカリキュラムで授業が行われるケースが多く、指定校推薦対策には適しているとはいえません。
塾のホームページやパンフレットなどを参考に判断し、気になる点があれば問い合わせてみるとよいでしょう。
オーダーメイドカリキュラムで学習できる
自分に合ったカリキュラムで学習できる塾がおすすめです。
指定校推薦での大学進学を目指す場合は、学校の定期テストに特化した対策を行う必要があります。
オーダーメイドカリキュラムであれば「数学が苦手なので週2コマ受講する」「英語は高得点を取れているので受講しない」といったように、苦手科目や得意科目を考慮して、効率的に勉強できます。
希望に合わせて受講する科目や回数を選択できる個別指導塾であれば、オーダーメイドカリキュラムで学習することが可能です。
授業中以外も気軽に質問できる
授業中以外でも気軽に質問できる塾がおすすめです。
家庭学習している際に、解説を読んでも理解できない問題が出てくるケースもあるでしょう。
わからないまま放置していては、成績が上がらないだけでなく、新しく学ぶ内容も理解できなくなるおそれがあります。
また、受験生はストレスやプレッシャーがかかりやすいため、勉強内容以外のことも気軽に相談できるような塾がよいでしょう。
まとめ|指定校推薦対策で塾に行くべきか解説しました
指定校推薦での大学進学を目指しているのであれば、多くの場合、塾に行った方がよいでしょう。
評定平均を高めやすくなるだけでなく、一般選抜での受験に切り替えることも可能だからです。
何よりも、受験指導のプロからアドバイスをもらえたり、相談できたりするのが独学にはないメリットです。
「中高一貫専門塾WAYS」では、これまでに450校以上の中高一貫校生を指導してきました。
生徒ごとにカリキュラムを作成し、定期テスト対策や大学受験対策を行っています。
「指定校推薦での大学進学を目指しているものの、独学では不安」という方はお気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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