【中高一貫校】足立学園中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明
足立学園中学校・高等学校は、堀内亮一氏によって創立された、中高一貫の男子校です。北千住駅から徒歩1分という恵まれた立地に建つ伝統ある学校で、中高合計で1300人を超える男子が、学校のロゴマークが示すところの「未来を見通し、未来に向かって突き進んでいく」人材となるため、日々切磋琢磨しています。
このページの目次
足立学園中学校・高等学校の基本情報
沿革
足立学園中学校・高等学校の歴史は、1929年に創立された南足立中学校、および南足立商業学校までさかのぼります。両校は1948年に学制改革によって新生足立高等学校として再編され、1993年に現在の校名に変更されました。2019年に創立90周年を迎え、現在もその歴史は続いています。
教育理念
足立学園の教育理念は、「質実剛健 有為敢闘」という建学の精神に基づいています。質実剛健とは、人間としての誠実さやたくましさを指し、有為敢闘は優れた才能をもち、物事を最後までやり遂げることを指します。自分の将来や社会での活躍を目指し、知識や教養といった知性、他者への思いやりを持った豊かな感性、健やかさと忍耐力を持った身体の、3つを兼ね備えた男子の育成を教育の大きな目標としています。
施設
施設面では、特にスポーツ施設に力を入れており、体育館は6階建てとかなり大型になっています。メインアリーナの他、各階には広大な剣道場、柔道場、レスリング場、屋上のテニスコートやゴルフ練習場などの珍しい設備がそろっています。また、約300席の座席数を誇る自習室を備えるなど、文武両道を兼ねる校内設備となっています。
校則
口コミによると、アルバイト禁止のほか、頭髪や身だしなみについては厳しく検査されます。一方で、夏季のポロシャツ導入、休み時間はスマートフォンの利用が許可されているなど、時代に合わせた配慮が進んでいます。
足立学園中学校・高等学校の教育
特徴的な教育方法
「探究コース」
もっとも特色ある教育方法として、「探究コース」が存在します。これは東京大学を含めた難関国立大学や海外の難関大学への進学を視野に入れたコースであり、自分で自由に決めたテーマを研究し、論文作成やプレゼンテーションを行う「探究総合」の授業を通じ、世界的な広い視点と、自ら学習する研究者の姿勢を身に着けます。また、この他にも「文理コース」と「総合コース」の2つのコースが用意されており、生徒は自身の進路志望に応じたコース選択が可能です。
ICTツールの活用
中学・高校では日本で唯一、Microsoft Showcase Schoolとして認定されており、Microsoft 365 A5、およびタブレットや電子黒板を活用した授業を行っています。また、これらのICT機器によって、生徒間および生徒と教師間での知的コミュニケーションが円滑になり、他者との協働の中でより高度な問題解決能力を養うことができます。ICT機器の活用は、上記の「探求コース」における資料作成や情報収集の効率化や、情報リテラシーの向上にも一役買っています。
SDGsと「紳士教育」
学校を上げてSDGsの達成に力を入れており、各生徒は17種類のSDGsの内1つを選択し、それを在学中の目標とします。また足立区の協力のもと、助産師といった特別講師を招致し、生命の尊さや性に関する正しい知識を身に着ける教育を行っています。生徒たちはこの授業を通じ、SDGsの1つであるジェンダー平等を実現できる、思いやりを持った「紳士」に成長します。
グローバル教育
国際的に活躍できる人材の育成のため、中学生から参加できるオーストラリア・イギリス・アフリカへの約2週間の短期留学、高校1年生が参加できる海外ホームステイのプログラムを行っており、参加者は海外で高度な英語力を身に着けます。また現在は中止していますが、オックスフォード大学への特別留学プログラムもありました。
進学実績
卒業生全体での4年制大学への進学率は約8割となっており、進学希望者の大学合格率は約9割となっています。進学先には、東京大学や北海道大学といった難関国立大学、早慶上理の難関私大、GMARCHなどの有名私大があります。また、アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダの4か国の協定大学への推薦制度である、「UPAA」や「UPAS」に加盟しているため、海外への進学者も一定数います。
足立学園中学校・高等学校の学校生活
部活動
足立学園には、中学・高校を合わせて34の数の部活動・同好会が存在し、生徒の加入率も中学校で約9割、高校で約8割と高くなっています。特に運動部の活動が活発であり、アメリカンフットボール部やゴルフ部、ハンドボール部といった幅広い種類の部活動が存在します。一方で文化部にも、チェス同好会やクイズ研究同好会、鉄道研究部やSF研究部などがあります。
イベント
男子校である足立学園では、特に9月の体育祭に気合を入れています。また、同月に開催される学園祭は、2日間の開催で延べ6000人近くが来場するほど、生徒や地域一帯の方々の1年の楽しみになっています。また、健やかな男子をはぐくむという建学の精神は中学からすでに発揮されており、中学生は毎年4月に約33kmの距離を歩き抜く「強歩大会」に参加することになり、在学6年間を通じて心身ともに鍛えられます。
足立学園中学校・高等学校の評判
男子校ならではの和気あいあいとした雰囲気と、進学率の高さと全国レベルの部活動などの文武両道を兼ねる教育環境が好評を得ています。また、駅に近く通学しやすいことも評判に影響しています。一方で、クラスやコースによって授業の難易度や雰囲気が変わるため、明確な目標をもって選択をする必要があるとの意見が見受けられました。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
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英語、数学をメインに指導を行っています。
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