学習の継続の重要性は習慣を身につけること！すぐに実践できる方法もご紹介

「毎日勉強をしなければと分かってはいるけど継続できない」とお悩みの方。

学習を継続することは大切です。
テストの前に一夜づけをしたり、受験の前だけ必死で学習したりしても思ったように点数がとれない可能性があるでしょう。
毎日学習を継続し、知識を積み重ねていくことで受験当日、力を発揮できます。

「早く勉強しなさい」と毎日家族にいわれるよりは、自主的に学習を進められたら気持ちがよいですよね。

この記事では、学習を継続させるための習慣を身につける方法、継続させるメリットについてご紹介します。

学習が継続できずお悩みの方は、ぜひお子さんと一緒に、ご紹介する方法を実践してみましょう。

学習の継続の重要性と習慣について

学習を継続させることは、成績アップするうえで大切な要素になります。

ここでは、そもそも学習習慣とは何か、いつから習慣化すればよいのかをご紹介します。

学習習慣とは

学習習慣とは、日常である食事や歯みがきのように、毎日の生活の中に学習を自然に取り入れることです。

受験は、学習をどれだけ積み重ねたかによって点数に差が出てくるため、学習を習慣化させておくことは、合格までの大切な要素になります。

学習へのモチベーションが低い場合、始めるまでに時間がかかったり、忙しいとつい、しないで済ませたりするかもしれません。
日常生活の流れで自然に学習を取り入れることができれば、ストレスなく学習が継続できるでしょう。

「勉強しなさい」といわれて始めるのではなく、自主的に学習を行うことでストレスを最小限に抑えることにもつながりますよね。

学習は、継続することで学力の向上が期待できます。
学習すればするだけ、未来の自分に返ってくるともいえるでしょう。

いつから学習習慣を身につけるべきか

学習習慣を身につけるべき時期は、小学校の時期が理想的です。

「学習はするもの」と早い時期から定着させることで、いざ受験生になっても急にあわてることはないでしょう。
しかし、小学校の時期に学習が定着しなかったからといってあきらめることはありません。

大学受験をめざすなら、遅くとも高2の夏あたりには学習習慣をつけておくとよいでしょう。
高2の夏では進路がまだ確定できていない場合がありますが、基礎をしっかり固めておくことで受験期の学習がスムーズになります。

高3の夏は、大学受験の合否を大きく左右するほど大事な時期のため、この時期までに確実に学習習慣を定着させ、しっかりしたスケジュールを立てながら勉強する必要があります。

学習の継続を身につける方法

一言で継続といっても、今まで学習が習慣化していなかった人は、何をどのように始めたらよいのか分からないかもしれません。

ここでは、学習の継続を身につける具体的な方法をご紹介します。

小さなことから習慣づける

学習の継続のためには、小さなことから習慣づけることが大切です。

たとえば、「毎日時間を決めてとにかく机に向かう」「英語の単語を5つ覚える」「30分間勉強する」といったことで構いません。
小さなことを確実に達成し、達成感を味わうことで学習の継続につながります。

小さな習慣が達成できたら、徐々にハードルを上げていくとよいでしょう。

また、学習を習慣化するためには、寝る時間や休憩時間など生活習慣と兼ね合わせて考えることで一日のスケジュールが立てやすくなります。

負担のない小さな習慣づけから始め、達成できる喜びを味わってみましょう。

長期目標を立てる

学習を継続するには、長期的な目標を立てることがおすすめです。

「どうしてもあの大学に入りたい」「80点以上を目指したい」など具体的な目標があることで、それに向かって頑張れるからです。
自分がどのようになりたいのか、それに向けて何をしなければならないのかを知ることで、学習の目的がはっきりします。

長期的な目標を立てるときは、一緒に学習の全体像をつかむことをおすすめします。
目標に向かうには、学習の内容を確認し、どんな内容のものをいつ解けばよいのか、大体イメージしておくことでゴールがみえやすいでしょう。

学習した先に、輝いている自分や喜んでいる自分がイメージできると、学習は継続できるでしょう。

達成しやすい短期目標を立てる

学習を継続するためには、一週間単位または一日単位の目標を立て、スケジュールを組むことがおすすめです。

「一週間で単元を一つ終わらせる」「今日は英語の長文を3問解く」など、必ず達成できるような目標を立てるとよいでしょう。

短期的な目標を達成し、小さな喜びを日々得ることで達成感が味わえ、自己肯定感にもつながります。
学習を継続するために、楽しく喜びながらできれば最高ですよね。

短期的な目標の達成を積み重ねることで、長期的な目標の達成にもいずれつながるでしょう。

環境を整える

学習を継続するためには、学習環境を整えることが大切です。

家族は「早く勉強しなさい」など何度もいわず、本人の意志を尊重し、時には見守りに徹することも必要でしょう。
家族からの適切なサポートは、学習を継続するうえで欠かせません。

学習の場所を決めておき、つねにきれいに整理整頓することで、取り組みやすくなるでしょう。

また、自宅だからといってパジャマで学習するのではなく、私服に着替え、体と心を勉強モードにすることもおすすめです。

学習の継続を実践するメリット

成績アップのために学習を継続することと、身につける方法が分かりました。

学習を継続することで得られるメリットが分かれば、モチベーションもアップするでしょう。

ここでは、学習を継続するメリットをご紹介します。

成績がアップし合格への近道になる

学習の継続が習慣化することで、成績がアップし合格に近づくでしょう。

学習を継続することで、知識がつき忘れなくなります。
何より、習慣化すると、学習が苦ではなくなります。
また、学習を継続する姿勢をみて、周りから褒められることもあるかもしれません。

学習を継続することでしか味わえないメリットがたくさんあるのです。

生活リズムが整うことで健康状態を保てる

学習の継続ができると、自然に生活リズムが整うでしょう。
生活リズムが整うことで健康な状態が保てるため、当日ベストな状態で受験に臨めることにもつながります。

学習を継続すると、自分で時間を管理し行動することができます。
時間を管理しながらスケジュールの中で動くため、効率アップにもつながるでしょう。

実際に成績上位の子は、成績下位の子に比べて生活リズムが規則正しいという関連が明らかになりました。

学習を継続することで、健康状態も保てるなら一石二鳥ともいえますね。

自己肯定感が高まる

今まで継続できなかった人が、学習を習慣化できるようになると自分に自信がつくでしょう。

自信がつくと、自己肯定感が高まり自分を好きになりますよね。
学習はメンタル面に大きく左右されるため、自己肯定感は重要な要素ともいえます。

たとえば、その日達成できたものにチェックを入れたり、シールを貼ったりして頑張ったことを可視化すると、さらに達成感を味わえるでしょう。

学習を継続できたなら、今後もさまざまなことに対して挫折せず立ち向かっていく力はあるといえます。

まとめ

学習を継続させることは、成績アップに欠かせないことが分かりました。

学習を継続させるメリットを理解し、目標をもって毎日勉強をすることで成績は変わっていくでしょう。
学習を継続できれば、自信がつき、受験当日安心して力を発揮できるでしょう。

また、学習習慣を身につけるには、家族の協力が不可欠です。
できることから親子で実践し、早めに学習習慣を身につけていけるとよいですね。