【中高一貫校】川口市立高等学校・附属中学校の教育・評判を徹底解明

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令和3年に開校した川口市立高等学校・附属中学校は、埼玉県川口市にある学校です。埼玉県では4番目の公立の中高一貫校となりました。令和5年に新1年生が入学すると、3学年の生徒がそろいます。

川口市立高等学校・附属中学校の基本情報

沿革

川口総合高等学校と川口高等学校、県陽高等学校の3つの市立高校が2018年に統合され、川口市立高等学校として開校しました。その後、2021年に付属中学校が開校し、中高一貫校となりました。同年に、文理スポーツコースをスポーツ科学コースに改変しています。

教育理念

基本理念は「学習者起点」です。中学校の3年間で基礎的な資質と能力を培うのを助け、主体的で対話的に学習する人になれるように指導します。また、未来を創ることができる、柔軟性とたくましさを持つ人材を育てる学校を目指しています。そのために、理数・国際・情報教育をけん引する学校であること、地域とのつながりを大切にする学校であることを重要視しています。

施設

川口総合高等学校の跡地である第1校地には地上5階建ての校舎棟があり、自習室や図書室、食堂、大ホールなどがあります。その他には、バスケットコート3面分の広さのあるアリーナS棟、柔道場・剣道場があるアリーナN棟があります。川口高等学校の跡地である第2校地には、体育館、野球場、人工芝のテニスコートがあります。

校則

服装について細かな規定はなく、髪型については奇抜な髪形は禁止となっています。始業式には、頭髪検査や身だしなみの検査が行われます。アルバイトは原則禁止で、アルバイトをしたい時には申請書を提出します。

川口市立高等学校・附属中学校の教育

自主的な学びと6年間を3ブロックに分けたカリキュラム

自主的に学ぶ

中学校では、自主的に勉強できる授業スタイルを取り入れています。学校での授業以外に、企業訪問なども行い、体験を重視した教育も行っています。学校内外の活動を通して、総合的な知識を自分のものにすることができます。

3ブロックに分けたカリキュラム

6年間のカリキュラムの第1段階は中1・中2で、「基礎・体験」と位置付けています。様々な体験を通して、基礎と基本をしっかりと身につけさせます。また、良好な人間関係を築きながら、主体的で規律のある生活が送れるように指導します。学校のイベントや行事等を通して、協調性を身につけることを目指します。第2段階は中3・高1で、「探究・実践」の期間としています。第1段階で身につけたものを基礎として、課題を解決するために探究活動を行います。様々な活動に携わることで、自ら考え、判断して行動する力を養います。また、生徒が主体的に活動し、リーダーシップと最後まで頑張る力を身につけます。第3段階は高校2年生が「発展・挑戦」、高校3年生が「飛躍・敢為」という位置づけになっています。これまで行ってきた探究活動をさらに発展させ、学び続けます。広い視野を持ち、自分の力を十分発揮して、それぞれの世界で活躍することを目指します。

グローバル教育

グローバルな人材を育てるために、英語教育に力を入れています。英語パフォーマンステストでは、面接試験形式の質問と応答を英語で行います。国際交流員も9名配置しており、英語パフォーマンステストなどに携わります。グローバル教育ワークショップでは、それぞれのグループが1つのテーマに沿って海外の状況を調べ、発表します。

進学実績

新しい学校なので進学実績はそれほど多くありませんが、2022年3月の卒業生は、埼玉大学、横浜国立大学の他、東北大学、千葉大学などの国立大学に進学しています。私立大学は、早稲田大学、慶応義塾大学、青山学院大学や法政大学などです。国公立大学への進学に対応できる力を身につけられるように、教育カリキュラムで幅広い教科・科目が学べるようになっています。

川口市立高等学校・附属中学校の学校生活

部活動

運動部は、陸上競技、ソフトテニスの他、剣道、水泳、野球の各部活があります。文化部は、英語、合唱、化学、文化競技の他、クイズスタディーや美術の部活があります。部活動は原則として、週3日以上の休養日を設けています。各部活動ではスキルだけでなく、個性を伸ばすことや自主的な態度の育成、責任感や連帯感を培うことなども重視しています。

イベント

4月には授業公開や保護者会が行われます。5月には特定のテーマに基づく全校集会、夏には交通安全教室や笹Oneグランプリが開かれます。笹Oneグランプリは、生徒の出入り口に建てられた笹をデコレーションしていくイベントです。9月には文化祭があり、生徒たちがダンスやバンドなどの出し物を準備します。12月には冬季の環境整美活動が行われ、校内を美しく保つためにゴミや枯葉を集めます。

川口市立高等学校・附属中学校の評判

校長先生をはじめ、先生方がとても熱心に指導してくれるというコメントがあります。校内の施設もレベルが高く、人工芝のグランドに対する評価も高いです。学校周辺の治安は悪くないものの、バスの本数が少ないため、アクセスは便利とは言えません。埼玉県内の公立の中高一貫校の中では、偏差値が男女とも63とトップになっています。

投稿者プロフィール

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川口市立高等学校・附属中学校

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