【中高一貫校】洛星中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明
古くから進学校として有名な洛星中学校・高等学校ですが、どのような教育を行い、生徒たちを育てているのでしょう。どんな大学に進学しているのかも気になるところです。
京都の中高一貫校の受験を検討しているのであれば、洛星中学校・高等学校も候補の一つとして検討してみてください。
このページの目次
洛星中学校・高等学校の基本情報
沿革
洛星中学校・高等学校の歴史は古く、約70年前にヴィアトール教育修道会が設立したミッションスクールです。最初は中学、高校共に3クラス編成でしたが、2004年にはどちらも5クラス編成になり、現在に至ります。中学、高校共に男子校です。
教育理念
キリスト教のカトリック精神に基づき、全人教育を目標にしています。自分の命はもちろん、個性や能力を大切にし、授業やクラブ活動、学校行事、そして宗教行事などから心と頭と体のバランスが取れた人間を育てる教育を行っています。学校生活の中で自分の居場所を見つけ、自信をつけて成長できるよう、教職員たちは見守ります。
施設
歴史のある建物で落ち着きがあります。本館中央棟には校長室や図書館、ロビー等があり、とても美しく整備されています。
2階の職員室前にはフリースペースがあり、生徒同士が自主的に勉強しています。教員も近くにいますので、気軽に教えてもらえます。勉強しやすい環境に整えられた施設が充実しています。
校則
生徒心得として校内では静粛を保つこと、いかなる場合も時間を厳守すること、常に礼儀正しくすること、校内は常に美しく保つこと、そして公共心を重んじることを指導しています。制服があり、指定の靴やカバン、体操服もあります。
洛星中学校・高等学校の教育
宗教教育
洛星中学校・高等学校はカトリック系ミッションスクールであるため、宗教教育が行われます。中学校の各学年と高校3年生で、正課として宗教の授業があります。
中学校ではキリスト教や聖書から社会について考えます。高校ではキリスト教の価値観を知り、自分たちが担うべきだとされる現代の問題について考えます。
毎週木曜日の放課後は宗教研究の時間が設けられています。中学1年生は全員参加で、その他の学年は自由参加です。ヴィアトール修道会のことや洛星の歴史、ミッションスクールの意義などを学びます。
教科指導方法
洛星中学校・高等学校では、全員が大学進学を希望しています。そのため、中学校からの教科指導はとても重要と考えられています。
中学、高校の6年間を2年ごとに基礎期、充実期、発展期に分け、生徒たちの成長に合わせて取り組みます。基礎期は中学1、2年となりますが、高校の基礎の内容を含んだ基礎の完成を目指します。
充実期は中学3年、高校1年です。基礎期で学んだことをベースとし、中学、高校の範囲を学びます。
そして、高校2、3年の大学受験を控える発展期には、生徒の意思決定により科目の選択ができるようになります。
さらに、土曜講座で模擬試験を行ったり、早朝や放課後の補習、夏休みに講習を開いたりもしています。
グローバル教育
世界に羽ばたける人材を育てるという意味もあり、洛星中学校・高等学校は英語教育に力を入れています。英語の授業時間は、中学、高校の6年間で週6時間以上となっています。
英語教員はネイティブスピーカーの外国人教員が担当します。中学1、2年では分割授業を行い、高校の授業に対応できるような指導をします。また、英検やGTECを積極的に受けさせています。
進学実績
洛星中学校・高等学校は、昔から有名国立大学への進学者が多いことで知られています。2022年度は京都大学に39名(浪人含む)合格しています。東京大学には8名、大阪大学には12名と、そして有名私大にもたくさんの生徒が合格しています。生徒の努力はもちろんですが、教員の指導力も素晴らしいものがあるのでしょう。
洛星中学校・高等学校の学校生活
部活動
洛星中学校・高等学校では多くのクラブ活動が行われており、高校2年生までは何らかのクラブに所属することになっています。同じ興味を持つもの同士が集まって同好会を作ることも認められています。
勉強だけではなく、クラブ活動に打ち込み極めていくことも良いことだと考えており、楽しい学校生活が送れることでしょう。
イベント
授業だけでは得られない体験をする課外活動も積極的に行われています。秋に行われる文化祭では展示や演劇、合唱、そして模擬店などがあり、多くの生徒が活躍します。
体育祭では中学、高校の6学年がチームを作り、競技を行います。巨大なパネル制作やアトラクションの披露、応援合戦は男子だけの体育祭を大いに盛り上げます。
クリスマスの時期には、クリスマス・タブローという伝統行事も行われます。
洛星中学校・高等学校の評判
子どもを通わせているという保護者からは、身だしなみをきちんとすることが教育されていて、通わせていて安心だという声があります。また、学習環境も良く、勉強ができる生徒が多いのでライバル意識が芽生え、良い刺激になっているということでした。
有名国立大学に進学して欲しいから洛星に入れたという保護者も多く、京都の男子校なら洛星とも言われています。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
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英語、数学をメインに指導を行っています。
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