【中高一貫校】立命館宇治中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明

2023年06月08日

学校紹介

子どもに中高一貫校への進学を考えている親御さんは多いと思います。全国にはたくさんの中高一貫校があり、学校選びは難しいのですが、子どもに合う学校を探したいものです。この記事では、京都にある中高一貫校、立命館宇治中学校・高等学校の学校生活や教育方針についてご紹介します。

このページの目次

1 立命館宇治中学校・高等学校の基本情報
2 立命館宇治中学校・高等学校の教育
3 立命館宇治中学校・高等学校の学校生活
- 3.1 部活動
- 3.2 イベント
4 立命館宇治中学校・高等学校の評判

立命館宇治中学校・高等学校の基本情報

1965年に「宇治高等学校」が創立され、1994年には学校法人立命館と学校法人宇治学園が法人合併し、立命館宇治高等学校となりました。

2002年、文科省よりSELHi（スーパーイングリッシュランゲージハイスクール）と指定され、その翌年には立命館宇治中学校が開校となり、現在に至ります。

教育理念

立命館宇治中学校・高等学校は、「学んだ分だけ、世界が近くなる」を理念に未来のグローバルリーダーを育て、世界と日本の発展に貢献ししています。そして、立命館の附属校として大学、大学院と連携しながら新しい教育の実現を目指しています。また、立命館大学や立命館アジア太平洋大学へ学内進学でき、受験教育に依存することなく大学進学後、社会人として活きる力を育てていくことを目標としています。

施設

立命館宇治中学校・高等学校は、最先端の教育が受けられるよう、施設を充実させています。校内ではWi-Fi環境が完備されていますし、800人収容の大ホールや空調完備のアリーナ、グラウンドやテニスコートなど、他校ではあまり見られない立派な施設が揃っています。座席数200の食堂にはオープンテラスもあり、生徒たちの憩いの場所となっています。

校則

立命館宇治中学校・高等学校共に制服があります。体操服、通学用靴、体育館シューズなども指定のものがあります。着用ルールが細かく決まっているので守らないと指導されます。他の私立校と比べると、校則はやや厳しいかもしれません。

立命館宇治中学校・高等学校の教育

ICT教育

立命館宇治中学校・高等学校では、全生徒が入学した時から一人一台情報端末を持つことになっています。中学校では学校指定のタブレット、高校では生徒が持つ端末を使ってあらゆる教育活動を行います。

情報端末の様々なスキルを身につけ、グループウェアを利用した情報共有やファイルの配信、提出が行える環境を整えています。

コース設定

生徒それぞれの能力や目標に応じたコースが設定されています。中学校ではICとIPの2コース、高校ではIGとIM、そしてIBの3コースが設定されています。

中学のICコースは国内の小学校を卒業した生徒や何か特定の分野に秀でた生徒など、様々な背景を持つ生徒が在籍しています。英語ではグレード別授業を行っており、ネイティブ教員の英語に触れることができます。

IPコースは高校のIBコースに直結するもので、高度な英語力を持つ生徒が在籍し、数学、理科、社会、英語の授業を英語で行っています。クラスは日本人教師と英語ネイティブ教師の2人担任制です。

高校のIGコースは科目選択の自由度を高め、興味に合わせて履修科目が選べるようになっています。IMコースは生徒全員が1年間留学します。（カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのいずれか）留学を含めて3年間で卒業します。そしてIBコースは世界中の大学への出願入学資格が得られるコースです。ここでは、1年生から全科目英語で授業を受けるのが特徴です。

グローバル教育

グローバル教育に力を入れており、特に英語教育に関しては定評があります。英語を自然に扱えるようにし、世界規模の視野で見て考えて欲しいと考えているからです。

すべての授業を英語で行うコースがあり、ごく自然に英語が耳に入り、話せるようになるよう、工夫されています。海外の大学での研究に耐えうる英語力や知力が身につきます。

進学実績

立命館宇治は、独自の国際型一貫教育を行っています。そのため、立命館大学や立命館アジア太平洋大学への学内進学はもちろんですが、海外の大学への進学の道も開けています。

実際に、海外の名門大学にも多数の合格者が出ています。立命館大学以外にも、大阪大学や慶應義塾大学、早稲田大学といった国立大学や私大に進学する生徒もいます。

立命館宇治中学校・高等学校の学校生活

部活動

部活動は中学・高校共に活発に行われています。中学校ではクラブ活動参加率が100%、高校では86.1%と、ほとんどの生徒がクラブ活動を行っています。

全国レベルのクラブもあります。高校の女子陸上競技部は全国高校駅伝に32回出場しています。また、高校の硬式野球部は甲子園に6回出場経験があります。そしてアメリカンフットボール部は2019年と2021年に全国優勝しています。

イベント

入試関連のイベントや、各コース別にそれぞれイベントが行われます。留学するIMコースでは留学前に日本文化を再発見しようというイベントが開催され、生徒が参加します。

保護者向けのイベントも開催され、学校のこと、生徒のことを良く知る機会になります。立命館宇治中学校・高等学校は、比較的イベントが多く開催されるようです。

立命館宇治中学校・高等学校の評判

実際にこの学校に通っている生徒の保護者の満足度はというと、95%の保護者が満足しているという回答でした。子どもを入学させて良かったという声がこれだけあるのです。

施設、設備が素晴らしいこと、先生たちは生徒のことをよく考えて指導している、部活動が活発に行われていて良いなどの声があります。

投稿者プロフィール

中高一貫校専門個別指導塾WAYS 編集部: 中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
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