【中高一貫校】女子聖学院中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明

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【中高一貫校】女子聖学院中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明

女子聖学院中学校・高等学校は東京都北区にあるキリスト教系の中高一貫の女子校です。
高校で生徒を募集しない完全一貫校で、卒業生には声優の林原めぐみさんやギタリストの村治佳織さんなど著名人も多数います。
どのような教育を行い、どのような学校生活が待っているのでしょうか。

女子聖学院中学校・高等学校の基本情報

沿革

女子聖学院中学校・高等学校の由来は、1905年にアメリカのプロテスタント派教会から派遣されてきた宣教師によって設立された女子聖学院神学部です。
1947年、学制改革で女子聖学院中等部が設立、翌年には高等部が設立されました。
1966年の学校組織改編を受け、現在の校名に改称されています。

教育理念

プロテスタント系の学校として、「神を仰ぎ人に仕う」を建学精神としています
キリスト教教育を土台とし、神から与えられた自分の賜物を用い、他者と一緒に歩んでいくことのできる女性を育むことが同校の教育理念です
それゆえ、教育では礼拝を重視し、生きる力と心の安らぎを得るために聖書の言葉に耳を傾ける機会を多く持ちます。

施設

現在の本館は、2007年に創立100年を記念して建てられた最新鋭の機器を備えた校舎です。
一方、校舎内は木のぬくもりを感じさせる作りで、十字架のモチーフがところどころに配置されています。

同校のシンボルとも言えるチャペル棟も目を引く存在です。
棟内には職員室、校長室、事務所、図書館、カウンセリングルームなどがあります。

校則

公共の場でのエチケットやマナー、また、制服の着こなしなど、いくつか校則はあります。
ただし、中学生・高校生にふさわしい品位を重視しているためであり、ほかの学校と比べて特別に厳しいわけではありません。

女子聖学院中学校・高等学校の教育

グローバルアーツ

女子聖学院中学校・高等学校では、グローバル教育に限らず全教科の教育でもグローバルアーツを実践しています。
グローバルアーツとは、グローバル社会という多様な人たちが共生する社会において、自ら主体的に行動できる人間を育むための教育です。
具体的には、情報収集のインプット、収集した情報を自分の知識として深めるインテイク、それを自分の言葉として発信するアウトプットの3ステップからなります。

基礎学力の定着を図る中学3年間

女子聖学院中学校・高等学校は6年間の一貫プログラムを採用しています。
中学は学生生活の前半期として、学習習慣を確立するとともに、基礎学力を定着させる時期です。
その目的のために、クラスは少人数編成になっています。
土曜日も授業があるため、主要5教科をまんべんなく学習できる十分な授業時間数です。

受験対策に向けた指導を行う高校3年間

高校では、3年次を受験対策期間とするとため、2年次中に主要教科の履修を終えるようにカリキュラムが組まれています。
2年次から進路ごとのコース制になっており、自分の進路に応じた選択制の授業です。
加えて、各科目も習熟度別の少人数制の授業なので、一人一人の力に合わせて適切な指導となっています。

JSGプランナー

JSGプランナーというスケジュール帳を生徒全員が活用します。
授業、テスト、宿題、クラブや委員会活動などの予定、実行したことの確認等に使用する手帳です。

グローバル教育

女子聖学院中学校・高等学校では、単に知識のための英語学習ではなく、何のために学び、どのように使うのかを早くから意識した英語教育を実践しています。

そのためのプログラムが国際理解教育プログラムです。
学年ごとに2~3日間の集中プログラムを実施し、生徒10人にネイティブ講師1人の割合で英語を積極的にアウトプットさせます。

進学実績

授業でGMARCHレベルをカバーするうえ課外講座もあるため、難関大学に対応できる学校です

進学実績としては、指定校推薦のある大学では、青山学院大学、東京女子大学、白百合女子大学、玉川大学などに毎年多くの生徒が進学しています。
一般入試では、2022年度は立教大学、獨協大学、聖心女子大学、法政大学、昭和女子大学などに複数名合格するほか、関東の有名大学を中心に合格者を輩出しています。

女子聖学院中学校・高等学校の学校生活

部活動

部活動は必修ではないですが、ほとんどの生徒が何らかのクラブや同好会に所属しています。
なお、中高6年間の一貫校なので、中学と高校に同じ部がある場合、中高生が合同で活動するのが特徴です。

体育系、文科系、多数の部がありますが、チアリーディング部、吹奏楽部、ディベート部、ダンス部、演劇部らが大会での表彰歴もあり有名です。

イベント

女子聖学院中学校・高等学校では、4月から10月までの前期、11月から3月までの後期からなる2期制を採用しています。
定期テストも前期と後期のそれぞれに実施するスタイルです。

年間のおもなイベントとしては、6月の運動会、10月の合唱コンクール、11月の記念祭などがあります。
記念祭とは、学校の創立を記念して記念式典を行うとともに、生徒たちの発表等が行われる2日間の文化祭です。

女子聖学院中学校・高等学校の評判

学校全体の雰囲気がとても良いこと、また、先生がとても親身なことで評判の良い学校です。
先生たちが生徒に常に寄り添ってくれるうえ、生徒たちも優しい子が多いため、いじめ等の問題の心配もありません。
学習プログラムや学習環境も充実しており、最近では難関大学への合格者が増えています。
子どもを安心して預けられると保護者からの評価も高い学校です。

定期テスト対策指導

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