【中高一貫校】慶應義塾中等部の教育・評判を徹底解明

2022年11月27日 2022年11月28日

学校紹介

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東京都港区にある慶應義塾中等部は、小中高までの一貫教育校です。福沢諭吉が開いた蘭学塾が発祥の学校です。

このページの目次

1 慶應義塾中等部の基本情報
2 慶應義塾中等部の教育
3 慶應義塾中等部の学校生活
- 3.1 イベント
- 3.2 部活動
4 慶應義塾中等部の評判は？

慶應義塾中等部の基本情報

沿革

1858年の幕末に、福沢諭吉が蘭学塾を創設しました。戦後の1947年（昭和22年）4月に、慶應義塾としては初めての男女共学の中学校として開校します。1948年（昭和23年）に、折口信夫作詞の中等部の歌が作られました。

教育目標

「自ら考え　自ら判断し　自ら行動して　その結果に責任を持てる　自立した人を育む」を基本理念に、内面から出る気品と、自ら行動することのできる精神力と行動力を持った「先導者」と呼ばれるような人材育成を目指しています。

施設

都心の学校なので、敷地面積では恵まれているとは言いがたいですが、徐々に施設が増やされ、学習環境が整えられています。屋外の運動場は校舎から離れた場所にありますが、新体育館にはアリーナや多目的コートにプールやセミナールームまで完備されており、250名が収容できる大教室もあります。1990年（平成2年）に特別教室のポプラ館が完成し、充実した設備での学習が可能となりました。FUTURE館には2つのホールや多目的教室があり、すべてAV機器が備え付けられています。

校則

スマホの持ち込みは基本禁止ですが、事情により許可される場合もあります。基準服と呼ばれる正装はありますが、私服でも可です。自主性を重んじているため、厳しい校則は特にありません。

慶應義塾中等部の教育

「気品の泉源」「知徳の模範」

「先導者」になるために、中等部では授業と行事と校友会を3本の柱とした教育が行われています。偏らない知識を得て、幅広い経験から自分の可能性を見つけることができるでしょう。また、友人と協力し合い、運動や校友会の活動を通して、同級生だけではない上下の関係や集団としての個性を学びます。

留学

小中高の各1名が受けられる特別プログラムとして、慶應義塾一貫教育校派遣留学制度があります。中等部では2年生の9月から翌年の6月まで実施され、ジュニアボーディングスクールの一つである男子校のEaglebook School、最も古いジュニアボーディングスクールである共学のFay School、イギリスのパブリックスクールの名門校であるShrerwsbury Schoolのコースがあります。どのコースも、現地学生と一緒に寮生活と学校生活を送ります。

進路状況

中等部長の推薦で、慶應義塾内の高校に進学することができます。令和2年度卒業生は、慶應義塾高等学校に135名、慶應義塾志木高等学校へ9名、慶應義塾女子高等学校に91名、慶應義塾湘南藤沢高等部に12名、慶應塾ニューヨーク学院高等部に2名などの進学実績があります。大学へは、付属校ということもあり慶應義塾大学への進学が最も多いです。学部もどの学部への進学も可能です。

慶應義塾中等部の学校生活

イベント

入学すると、1年生は必修プログラムとして、BLS講習会を受けます。5月には遠足や慶早戦の観戦があり、3年生の夏休みには8泊9日で夏期英国研修プログラムで、さまざまなアクティビティーも体験可能です。ハワイ研修では、学びを意識したプロジェクト研修を受けられます。運動会や展覧会、音楽会も開かれ、日頃の活動の成果を見ることができるでしょう。2・3年生の10月にはホカリル校の生徒をホームステイにて受け入れ、2年生の春休みにはホカリル校とウォルバーハンブプトン女子校の家庭にホームステイをして交流を深めます。3月には3年生の卒業旅行があり、福沢諭吉ゆかりの地を巡ります。

部活動

慶應義塾中等部では校友会と呼ばれ、運動部は全部で17、学芸部が21あります。活動は原則週3日以内とされているので、学業との両立もしやすいです。

慶應義塾中等部の評判は？

目立ったいじめは感じられないといった保護者の意見が多いです。エスカレーター式に大学まで行けるのが最大のメリットです。

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投稿者プロフィール

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