【中高一貫校】横浜女学院中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明
横浜で「神奈川女子御三家」と呼ばれる学校と肩を並べているのが、この横浜女学院中学校・高等学校です。
キリスト教系の女子校として知られています。 今回は、そんな横浜女学院の教育、学校生活、評判を紹介します。 進学状況などと合わせて確認しましょう。
このページの目次
横浜女学院中学校・高等学校の基本情報
昭和22年に2つの女子校が合併し、その後改名を行って、現在の横浜女学院中学校・高等学校になっています。
沿革
1947年、横浜千歳女子商業と神奈川女子商業学校が合併し、設立されたのが横浜女学院です。
女性の自立と勉学向上のための女学院として伝統を育んできました。
神奈川県の中でも進学、就職ともにトップクラスを誇っています。
教育目標
キリスト教主義の女子学校として、「キリスト教式教育」、「女性の自立と進学を考慮した学習指導」、「ジェンダーレスと国際交流を通じて学ぶ共生教育」の3つの柱を教育目標としています。
日本女性らしい愛情と誠実性を教育理念に掲げているため、国際的な現代の大和撫子の育成に努めています。
施設
多目的ホールや、蔵書25,000冊を超える図書室があり、文武両道で使用できる施設が充実しています。
校則
校則では携帯を校内にもちこまないことになっており、それ以外は一般的な校則です。
特に厳しく言われる生徒はいませんが、守っていない生徒に対しても厳しく注意することがなく、自主性に任せているようです。
制服はチェックのスカートが着回しできるようになっているため、バリエーションもあります。
横浜女学院中学校・高等学校の教育
キリスト教式教育といっても特別変わったことを行うのではなく、むしろ和と協調性を持った女性らしさや性別を超えた教育を施しています。
CLIL式学習法で総合的な判断力
英語学習としてヨーロッパで主流となっているCLIL(クリル)学習法を導入し、英語を学習するのではなく、英語で読み書き、会話、そして考える方法を取り入れています。
留学はもちろん、日常での教科や話し合いを英語で行う癖をつけることにより、使える英語を学び、考えることができます。
平成15年に、高校がスーパーグローバルハイスクールに認定されています。
留学
海外大学への進学に力を入れています。
特にSGH(スーパーグローバルハイスクール)に認定されてからは、海外の大学とも積極的に提携を行い、希望者は海外大学留学について、中1からアドバイスを受けることができます。
キリスト教枠での推薦という、この学校ならではの利点を得られるのも一つの強みです。
進路状況
平成11年度からのSGHアソシエイト校の条件として、大学との連携が積極的に行われています。
それによって、慶應義塾、早明、上智、東京理科大、GMARCHなど、国立私立有名大学+理系大学の推薦、受験での合格実績が増えています。
私立有名大学への進学は50名程です。
SGHの影響により、今後も進学率が上昇するとともに、理系や専門分野への進学もこれから増加していく見込みです。
横浜女学院中学校・高等学校の学校生活
横浜女学院中学校・高等学校のイベントや部活動は、伝統校らしい内容です。
イベント
学校生活では、ミッション系女学校らしく祈りの時間が設定されており、地元横浜の歴史を知る見学も設けています。
運動会、文化祭などの他に、中学では社会見学をかねて鎌倉や横浜港を巡り、高校では海外体験など、希望者に応じて企画されています。
勉強と課外活動のバランスがとれており、授業以外の学ぶ場を積極的に創造しています。
部活動
運動部、文化部共に充実しています。陸上以外のアスリート系運動部では、ソフトボールやバドミントンなどがあります。
有名なのはチアリーディングで、様々な公式の場で演技を披露しているようです。
文化部は演劇部、文芸部の他、サークルで茶道、それから数学クラブなどの理系のクラブもあります。
横浜女学院中学校・高等学校の評判は?
もともと歴史あるミッション系スクールでしたが、SDE(継続的教育)プロジェクトやSGHアソシエイト校の認定により、人気が上がってきている学校です。
また、制服にバリエーションの豊富さは生徒から高い人気を得ているようです。
中高一貫校専門個別指導塾WAYSでは、横浜女学院中学校・高等学校をはじめとする中高一貫校生が、テストの点数を跳ね上げています。
その秘訣は、それぞれの学校のテキストを教材として使用する点です。
中高一貫校に精通した講師陣が、各学校に合わせた指導を行うことで、難化した中高一貫校のテストにも効率よく対応できるようになっています。
投稿者プロフィール
-
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
最新の投稿
定期テスト2024年10月29日テスト前日・当日の勉強のコツを解説!1点でも点数を上げるために必要な3つの視点 コラム2024年10月28日中高一貫校生に合った個別指導塾の7つの条件|塾選びの決め手を徹底解説! 大学受験2024年10月26日塾と予備校の違いは? 中高一貫校生にあった大学受験のための塾選びを解説 大学受験2024年10月26日大学受験を控える高校生に冬期講習は必要? 判断のポイントを中高一貫専門塾が解説
横浜女学院中学校高等学校