勉強に集中できないのはなぜ?原因と対策を徹底解説!
中高生のみなさんの中には、「勉強に集中できない」「集中力が続かないのはなぜ?」と、悩んでいらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
定期テストや受験前なのに、集中力が続かないと不安になりますよね。
本記事では、集中できない原因や集中できないときの対策法を紹介します。
ただし、どうしても家で集中できないのであれば「塾」という勉強の場を利用するのも手です。
試験が近づいているのに、集中できずに焦っている方や、普段から集中力が続かずに悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。
このページの目次
勉強に集中できないのはなぜ?主な原因は3つ
周囲が一心に勉強しているのに、自分だけ集中できないでいると不安になりますよね。
まずは集中できない原因を知っておきましょう。
勉強時間が長すぎる
勉強時間が長すぎると、集中力が途切れやすくなります。
人間の脳には集中力の限界があり、長くても40〜50分程度が限界と言われています。
「長時間勉強すれば効果的」と誤解して何時間も机に向かい続けると、逆効果になることがあるのです。
効果的な勉強法に欠かせないのは、集中力が持続する時間内で区切りをつけ、短い休憩を挟むこと。
おすすめの勉強法は、25分勉強したら5分休憩するポモドーロ勉強法です。
科目を変えることで気分転換を図るのも良いでしょう。
長時間勉強することよりも、集中できる時間を確保することを意識する必要があります。
ポモドーロ勉強法について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
集中できるコンディションが整っていない
集中力は、身体と心の状態に大きく影響されます。
運動不足や睡眠不足は、脳の働きを鈍らせ、集中力を低下させます。
適度な運動は血流を良くし、脳に酸素を送り込むため、集中力向上に効果的です。
また、睡眠は記憶の定着と脳の回復に不可欠です。
7〜8時間の質の良い睡眠を確保することで、翌日の集中力が格段に上がります。
満腹状態も集中力の妨げになります。
消化に血液が使われるため、脳への血流が減少するからです。
バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけましょう。
集中できる環境にない
散らかった部屋や雑然とした机は、無意識のうちに気が散る原因となります。
整理整頓を心がけ、すっきりとした空間を作りましょう。
スマートフォンの通知音やSNSの誘惑も大きな妨げとなります。
勉強中はスマートフォンをマナーモードにするか、別の部屋に置くなどの工夫が効果的です。
また、意外に思うかもしれませんが、静かすぎる環境も集中しづらい原因となります。
適度に騒音があるくらいが集中しやすいのです。
実際、中高一貫校専門 個別指導塾WAYSでは、各教室にサーキュレーターを設置して、あえて音を出しています。
色々な方法を試してみて、自分が最も集中できる環境を見つけましょう。
勉強に集中できないときの対処法7選
勉強に打ち込みたいのに、集中できないと感じるときは次の7つのことを試してみましょう。
学習環境を整える
集中力を高めるには、適切な学習環境の整備が最も重要です。
まず、机の上を整理整頓し、必要なものだけを残しましょう。
照明は目が疲れないよう、やや明るめに設定します。
自然光が入る窓際に机を置くのも効果的です。
クラシック音楽を控えめな音量で流すのも良いでしょう。
椅子は背筋が自然と伸びる高さに調整し、長時間座っても疲れにくいものを選びます。
水やハーブティーなどの飲み物を用意し、適度な水分補給ができるようにしましょう。
これらの工夫で、集中力を持続させやすい環境が整い、効率的な学習が可能になります。
スマホを離れた場所に置く
スマホを隔離することで、勉強に集中できる環境を整えられます。
何と言っても、スマホは勉強の最大の敵です。
勉強中はスマホを別の部屋に置くか、少なくとも手の届かない場所に置きましょう。
どうしても必要な場合は、通知音をオフにし、画面を下向きにして視界に入らないようにします。
SNSやメッセージの確認は休憩時間に限定し、その時間も5分以内と決めておきましょう。
適度に休憩を挟みながら勉強する
適度な休憩で脳をリフレッシュさせることで、集中力を持続しやすくなります。
一般的に45分〜1時間勉強したら、5〜10分の休憩を取るのが理想的ですが、ポモドーロ勉強法のように、「25分勉強・5分休憩」でも良いでしょう。
休憩中は、目を休ませましょう。窓の外を眺めたり、遠くを見たりすると目の疲れが取れます。
軽いストレッチや深呼吸で体をリラックスさせるのも効果的です。
水分を補給する際は、カフェインの入った飲み物ではなく、水やハーブティーがおすすめです。
休憩時間を守るために、タイマーを使うと良いでしょう。
勉強する科目を変える
集中力が途切れたら、勉強する科目を変えてみましょう。
例えば、数学に行き詰まったら英語に切り替えるなど、脳に新しい刺激を与えることで集中力が回復します。
得意科目から始めると、達成感を得やすく、やる気も上がります。
1科目50分ほど勉強して、5分休憩して別の科目に取り組むと良いでしょう。
(ポモドーロ勉強法であれば、25分×2セットで科目を変える)
休憩時間には、軽い体操やストレッチをすると、血行が良くなり、次の科目への集中力がさらに高まります。
部屋の温度設定を見直す
快適な室温は集中力維持に重要です。
一般的に、夏の適正温度は26〜28度、冬の適正温度は20〜22度が推奨されています。
ただし、個人差があるため、自分に最適な温度を見つけることが大切です。
暖かすぎると眠気を誘い、寒すぎると体が縮こまって集中力が低下します。
エアコンがない場合、夏は窓を開けて風通しを良くし、朝や夕方の涼しい時間帯を活用しましょう。
冬は加湿器を使用して40〜60%の湿度を保つと、乾燥による集中力低下も防げます。
温度計と湿度計を置いて定期的にチェックし、快適な環境を維持することで、長時間集中して勉強できるようになるでしょう。
体を動かしながら勉強する
体を動かしながら勉強することで、脳が活性化し集中力が高まります。
例えば、歴史の年表を暗記するときは、部屋をゆっくり歩きながら年代と出来事を声に出すのも効果的です。
数学の公式を覚える時は、腕で空中に大きく式を書くように動かしてみましょう。
立ち机を使用したり、バランスボールに座ったりしながら勉強するのも効果的です。
体を適度に動かすことで、脳に刺激を与え、眠気を払い、集中力を持続させられるようになります。
深呼吸する
集中力が落ちてきたら、深呼吸を試してみましょう。
まず、楽な姿勢で座ります。背筋を伸ばし、肩の力を抜きます。
鼻から4秒かけてゆっくり息を吸い込み、2秒間息を止めます。
そして、口から6秒かけてゆっくりと息を吐き出す。これを5回繰り返します。
吐く時間を吸う時間より長くすることで、副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。
簡単な呼吸法で、脳に酸素を送り込み、気持ちを落ち着かせ、集中力を回復させることが可能です。
家で集中して勉強できない場合は塾を利用するのも手
家で勉強に集中できない場合は、塾を利用するのがおすすめです。
塾は「勉強する場所」なので、強制的に勉強時間を確保できます。
周りにも生徒がいるので、良い刺激となり、自然と勉強モードに入れるでしょう。
また、スマートフォン使用制限などのルールで不必要な誘惑も回避できます。
講師にすぐ質問できるので、「わからなくて集中力が途切れた」といった状況も起こりにくいです。
一人ひとりに合った学習カリキュラムで、学校教材を用いて指導し、多くのお子さんの成績アップを実現してきました。
塾からの宿題は一切出さず、学習は1コマ120分の講義内ですべて完結。
自宅で集中して勉強できないお子さんも、確実に勉強時間を増やせます。
教室は首都圏と関西圏に展開。気になる料金や指導システムを知りたい方は、すぐにダウンロードできるWebパンフレットをご覧ください。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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