中学が楽しくないと感じてる人必見!理由と対処法を解説
中学生の中には、学校生活を楽しめていない方もいるのではないでしょうか。
学校はほぼ毎日通う場所なので、せっかくなら楽しいに越したことはありません。
本記事では、中学が楽しくない理由と対処法を解説します。
現状を改善するヒントが見つかると思うので、ぜひ最後までご覧ください。
このページの目次
中学が楽しくないと感じている割合は10~13%
文部科学省の調査によると「学校に通うのは楽しい」と回答した生徒の割合は約70%です。
「楽しくない」と感じているのは10~13%です。「どちらでもない」を含めると、30%程度の中学生が学校に楽しさを感じていません。
つまり「学校が楽しくない」と感じている生徒は比較的多いことがわかります。
とてもあてはまる | 少しあてはまる | どちらでもない | あまりあてはまらない | まったくあてはまらない | |
中学1年生 | 39.2% | 32.5% | 15.3% | 8.3% | 4.6% |
中学2年生 | 34.8% | 34.0% | 17.2% | 9.1% | 4.9% |
中学3年生 | 42.2% | 30.9% | 16.9% | 6.9% | 3.2% |
中学が楽しくないと感じる理由5選
中学が楽しくないと感じる理由は人それぞれです。
ここでは、代表的な理由を5つ紹介します。
- 授業についていけていない
- 人間関係でストレスがかかっている
- 担任の先生と合わない
- 集団行動に慣れていない
- 部活のルールが厳しい
順番に解説します。
授業についていけていない
学校では、ほとんどの時間を授業を受けて過ごします。
授業についていけていない場合は学校が楽しくなくなるのも無理はありません。
理科や社会は、単元ごとに学ぶ内容が異なるので、気持ちを切り替えて取り組むことも可能です。
一方、数学や英語といった積み上げ科目は、以前に習った知識を前提に新たな内容を勉強するので、一度わからなくなるとついていけなくなります。
苦手意識が芽生えてしまうと、勉強するモチベーションも低下します。
状況を悪化させないためには、塾や家庭教師などを利用して、遅れを取り戻すのがおすすめです。
人間関係でストレスがかかっている
クラスメイトとの人間関係や部活の上下関係などでストレスを感じている場合も、学校を楽しいとは思えないでしょう。
性格が合う人もいれば、合わない人がいるのは当然です。
ストレスを溜め込まないためには、原因となる状況をできるだけ回避する必要があります。
他者の性格を変えるのは難しいので、自分の過ごしやすさを最優先してみましょう。
なお、高校生や大学生、社会人になると、さらに人間関係も複雑になります。
「中学生のうちに対処法を身につけるチャンス」と前向きにとらえるのがおすすめです。
担任の先生と合わない
担任の先生とはほぼ毎日顔を合わせるので、相性が悪い場合、学校が楽しくなくなるでしょう。
一方で、生きていく上では、自分と性格が合わない人とコミュニケーションをとらなければならないケースがほとんどです。
むしろ「気の合う人としか話さない」といった状況はないでしょう。
過度な苦手意識をもってしまうと、嫌な点ばかりに着目してしまいがちなので、深く考えすぎないのがポイントです。
幸い、中学校は教科担任制なので、科目ごとに教える先生が異なります。
気持ちを切り替えることを意識して対処しましょう。
集団行動に慣れていない
学校生活では集団行動が重視されるので、自分のやりたいことや言いたいことを我慢しなければならないときもあります。
他のクラスメイトに合わせることを窮屈に感じてしまう人もいるでしょう。
周りに合わせることも大事ですが、思ったことをいえない状況が続くと学校が楽しくなくなります。
また、授業は一斉指導で行われるので、わかっている人には退屈になり、わからない人にはストレスになります。
大学では、拘束時間も短くなり自由度が増しますが、高校も中学と同様に集団行動が基本です。
「集団行動が苦手」だと感じている方は、成長する機会だととらえて、中学のうちに慣れておくとよいでしょう。
部活のルールが厳しい
授業やクラスメイトとの雑談は楽しいものの、部活が厳しくて学校を楽しめない方もいるでしょう。
日が暮れるまで練習し、土日も練習に参加しなければならない部活であれば、自由な時間を確保できなくなり、精神的にも肉体的にも疲労が溜まってしまいます。
部活のみが原因で学校に行きたくないと感じるようなら、退部した方がよいケースもあります。
勉強と両立するのが難しくて、授業についていけなくなっている場合も、部活の変更を検討すべきでしょう。
中学校生活を楽しく過ごす方法5選
中学校生活が楽しいと感じられない方は、以下の方法を試してみてください。
- 楽しくない原因を特定する
- 学校以外で居場所をつくる
- 新しいことにチャレンジする
- 感謝の言葉を口にする
- プラス思考で物事をとらえる
順番に解説します。
楽しくない原因を特定する
何となく学校が楽しくないと感じているようであれば、何が原因なのか特定しましょう。
原因が特定できれば、どうすれば改善できるかを考えましょう。
保護者や友人に相談して、アドバイスをもらうのも手です。
周囲に相談できる人がいない場合は、自治体の相談窓口を活用するのがおすすめです。
例えば、東京都の場合は「東京都教育相談センター」が窓口となり、電話やメール、対面で相談できます。
誰しも悩みや不安はあるものです。一人で抱え込まずに、誰かに話して気持ちを楽にさせましょう。
学校以外で居場所をつくる
中学校生活に楽しさを見出せないのであれば、学校以外に居場所を作ることをおすすめします。
習い事に打ち込んでストレスを発散するのもよいでしょう。
趣味やゲームなどのネットコミュニティに参加するのも一案です。
中には、塾を居場所にしている人もいます。
「学校は楽しくないけど、塾は楽しい」と感じている中学生も少なくありません。
学校は、多くの時間を過ごす場所ではあるものの、その世界がすべてではありません。
新たな環境に心のより所を求めてみてはいかがでしょうか。
新しいことにチャレンジする
新しいことにチャレンジすれば、退屈な毎日に刺激を与えられます。
スポーツや音楽、プログラミングなど、興味はあるものの、きっかけがなくて着手できていなかったものはありませんか。
新しいことにチャレンジするには、勇気がいる場合もあります。
しかし、行動を起こさなければ現状は変えられません。
ぜひ、自分が取り組みやすいものから始めてみてください。
感謝の言葉を口にする
親や友人といった身近な人に対して、積極的に「ありがとう」と伝えましょう。
感謝の気持ちを言葉にすることで、オキシトシンやセロトニン、ドーパミンといった幸せホルモンが分泌されるといわれています。
慣れないうちは意識して「ありがとう」をいうようにしましょう。
習慣化されると、自然と言葉が出てくるようになります。
プラス思考で物事をとらえる
物事をプラス思考でとらえた方が楽しく過ごせます。
例えば、数学のテスト結果が悪かった場合「自分は数学が苦手だから仕方ない」と考えるのは避けましょう。
「苦手な箇所を把握できたので、次の試験までには克服しよう」と考えるのです。
人生はうまくいかないことの方が多いので、いかに前向きに考えて自己成長につなげるかが重要です。
まとめ|中学が楽しくない理由と対処法を解説しました
本記事で紹介した内容で試せるものがあれば、積極的に活用してみてください。
他人や環境を変えるのは難しいですが、自分は変えられます。
アクションを起こさなければ、現状は変えられないので、勇気をもって動き出しましょう。
なお「授業についていけない」「勉強ができない」といった理由で、学校が楽しくないのであれば、塾を利用するのも手です。
「中高一貫専門塾WAYS」は、勉強のやり方がわからなかったり、中だるみで伸び悩んでいたりする中高一貫校生の指導を得意としています。
無料の学習カウンセリングを実施しているので、悩んでいることや不安なことがあればお気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
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低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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