高校生におすすめの勉強部屋とは?レイアウトのポイントを解説
高校生の中には「自分の部屋だと集中して勉強できない」という方もいるのではないでしょうか。
そんな方に知ってもらいたいのが、集中できる勉強部屋のレイアウトです。机の配置や配色を工夫するだけで、集中力が高まりやすくなります。
本記事では、勉強部屋のレイアウトを決める際のポイントや集中力を高めるための工夫を紹介します。自室を集中できる勉強部屋に変えたいと考えている高校生は、ぜひ参考にしてみてください。
このページの目次
高校生にとって自宅の勉強部屋は超重要
定期テストや受験に必要な勉強時間を確保するためには、いかに自宅の勉強部屋で集中して取り組めるかが重要です。
もちろん、学校や塾、図書館などのように勉強できる場所はたくさんあります。しかし、いつでも自由に使える場所ではありません。
自宅であれば、朝起きて学校に行くまでの時間や帰宅して寝るまでの時間を自由に使えます。休日に10時間以上勉強することも可能です。
ただし、集中できる環境でない場合、勉強時間を確保できないだけでなく、知識も定着しづらいでしょう。
勉強部屋を最適なレイアウトに整えて、集中できる環境にする必要があるのです。
勉強部屋のレイアウトを決める際のポイント
勉強部屋を集中できる環境にするにはレイアウトが重要です。配置を考える際は、以下のポイントを参考にしてみてください。
- 余計なものが視界に入らないようにする
- 時計は見える位置に置く
- 勉強机は自然光が当たる位置に置く
- 勉強机は壁にくっつけない
- 収納ラックは手の届く位置に置く
順番に解説します。
余計なものが視界に入らないようにする
勉強机の前にいる状態で、余計なものが視界に入らないようにすることが重要です。勉強に無関係のものが視界に入ると集中力が削がれるからです。
机の上には、勉強で使用する問題集や文房具などの必要最低限のものだけにしましょう。
部屋の広さによっては、レイアウトが難しいかもしれませんが、視界にベッドが入らないようにするのも大事です。ベッドが視界に入ってしまうと、休みたくなってしまうおそれがあるからです。
マンガやゲームなども同様に、収納棚に入れるなどして、見えない場所に保管しましょう。
時計は見える位置に置く
勉強机から見える位置に時計を置きましょう。時間を意識せずに勉強を続けるよりも、適度な休憩を挟みつつメリハリをつけて勉強した方が集中力が持続するからです。時計は卓上タイプでも掛け時計のどちらでも構いません。
スマホも時計として使えるものの、ゲームやYouTube、SNSなどの誘惑が多いため、おすすめできません。勉強する際は、部屋に持ち込まずに物理的に遠ざけておきましょう。
勉強机は自然光が当たる位置に置く
勉強机は自然光が当たる窓付近に置きましょう。可能であれば「利き手の反対側に窓がくるように机を配置するレイアウト」が理想です。
例えば、右利きであれば、左側に窓がくるように机をセッティングするイメージです。手元に自然光が当たるので、明るさを維持できます。
生活リズムを整えるためにも、日中はできるだけ自然光を利用するのがおすすめです。
勉強机は壁にくっつけない
勉強机を壁にくっつけているレイアウトの場合、圧迫感を感じて集中力が削がれてしまう可能性があります。
広さの都合上、レイアウトが難しい場合は、少しだけでも構わないので、机と壁を離してスペースを設けましょう。
もちろん、机を壁にくっつけた方が、部屋を広く使えるというメリットがあります。しかし、勉強部屋はあくまで集中して勉強に取り組むための場所と捉えてレイアウトするのが大事です。
収納ラックは手の届く位置に置く
勉強に必要な文房具や辞書などは収納ラックに入れて、手の届く位置に置きましょう。
手の届かない場所に収納ラックがある場合、わざわざ立って取りに行かなければならないので、集中力が途切れるおそれがあります。
また、どこに何があるかわからない場合も注意が必要です。必要なものと不必要なものを切り分けて、効率性を重視したレイアウトを心がけましょう。
集中できる勉強部屋にするための工夫
レイアウトの調整以外でも集中力を高められる部屋づくりは可能です。以下のような工夫をして、自分に合った勉強部屋を作り上げましょう。
- 高さ調整ができる勉強机と椅子を使う
- 配色に気を配る
- 観葉植物を置く
- アロマを取り入れる
高さ調整ができる勉強机と椅子を使う
勉強机と椅子は高さを調節できるものを選ぶのがポイントです。自分の体に合っていない場合、姿勢が悪くなるため、肩こりや腰痛などにつながるおそれがあります。集中する以前に、勉強するのがつらくなってしまうので注意が必要です。
特に高校生は成長期でもあるので、以前使っていた机や椅子が合わなくなるケースも少なくありません。全てを買い替えるのが難しい場合は、高さ調節ができる椅子を購入してみるのもよいでしょう。
配色に気を配る
集中力を高める部屋作りにおすすめの色は青です。色彩心理学上、青は気分をリラックスさせたり、集中力を高めたりする効果があるとされています。
壁紙を青いものに張り替えるのは、手間がかかるので、カーテンを青いものに変えてみるのがおすすめです。
なお、勉強部屋に取り入れない方がいい色は赤です。赤はやる気を引き起こす色ではあるものの、精神を興奮させる効果もあるといわれています。集中力を持続する点では不向きなのです。
観葉植物を置く
勉強部屋を集中できる環境にするには、観葉植物もおすすめです。緑色にはストレス軽減効果や疲労回復効果があるといわれています。
また、パソコンやエアコンなどの人工物ばかりの部屋に、植物があればリラックス効果も期待できます。
部屋に観葉植物を置くスペースがない場合は、机の上に置けるサイズのものを選びましょう。
アロマを取り入れる
アロマの香りはリラックス効果に加えて、集中力アップにも効果があるといわれています。
ローズマリーやペパーミント、レモングラス、ユーカリなど、アロマには様々な種類があるので、自分に合った香りを探してみてはいかがでしょうか。
なお、香りの好みは人それぞれなので、匂いが気になったり、不快に感じたりする場合は、使用を控えましょう。
まとめ|高校生に向けて勉強部屋のレイアウトを紹介しました
高校生活で過ごす時間が最も多いのが自宅です。
定期テストの成績アップや志望校合格のためには、自宅学習の時間をどれだけ確保できるかが重要です。
レイアウトのポイントを押さえて、集中できる勉強部屋を作り上げましょう。
なお、自宅ではどうしても勉強がはかどらない場合は、塾を検討してみてもよいかもしれません。
塾に通えば、勉強時間を確保できるだけでなく、自習室も無料で使えます。
学習習慣が身についてくれば、自宅学習も集中して取り組めるようになるでしょう。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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