夏休みの勉強はスケジュールが大切!計画の立て方を詳しく解説!
今年の夏休みこそは、スケジュールを立てて勉強を頑張りたいと考えている方もいるでしょう。
計画的に学習を進めれば、新学期の開始直前にあわてて宿題に取り組むことがないうえ、2学期からの成績アップが狙えます。
本記事では、夏休みにおすすめのスケジュールの立て方や勉強方法について詳しく解説します。
志望校合格や成績アップのために、夏休みに勉強に力を入れたい方は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
夏休みに勉強のスケジュールを立てるメリット
夏休みは約1ヶ月半もあるため、ついつい勉強を後回しにしてしまう方も少なくありません。
さらに、夢中で部活や習い事に励んでいるうちに、勉強を蔑ろにしてしまうケースも多く存在します。
しかし、夏休みが始まった時点でしっかりと勉強のスケジュールを立てておくことで、「宿題が終わらず最後に一気にまとめて取り組む」という事態を避けられます。
また、苦手科目の克服・予習・受験勉強などに取り組む時間も十分に取れるため、2学期からの成績アップや志望校合格につながるでしょう。
夏休みの勉強スケジュールを立てる方法
ここでは、夏休みの勉強スケジュールを立てるときにおすすめの方法を3つご紹介します。
- 2学期最初の理想の状態を明確にする
- 宿題以外に取り組む参考書や問題集を選ぶ
- 1週間ごと・1日ごとの計画を立てる
なんとなくスケジュールを作成するのではなく、上記の方法を取り入れることで夏休みの勉強をより良いものにできます。
2学期最初の理想の状態を明確にする
勉強スケジュールを立てる前に、現状の学力を振り返り得意な科目・苦手な科目を書き出しましょう。
科目だけでなく「数学の図形問題が苦手」「英語のリスニングが苦手」などの分野を書き出すのも有効です。
そのうえで、2学期の最初にどのような状態になっていたいか明確にします。
理想の状態の例としては「苦手科目を得意科目にしたい!」「全科目平均点以上を取れるようになりたい!」などが挙げられます。
現状の学力と目標とする姿を明確にし、ギャップを埋めることを意識して夏休みの勉強スケジュールを立てることで、効率的に理想の状態に近づけるでしょう。
宿題以外に取り組む参考書や問題集を選ぶ
たくさん時間のある夏休みだからこそ、宿題以外の参考書や問題集にも積極的に取り組みたいものです。
とくに、苦手科目に関しては、かならず参考書や問題集を活用しましょう。
張り切って何冊も購入する方がいますが、1冊にしぼって繰り返し解くほうが、知識が定着しやすいです。
あれこれと手を出そうとするのではなく、1冊を極めることに力を入れましょう。
教材を選ぶ際には、インターネットなどで良さそうな教材を調べたうえで、本屋さんに足を運ぶのがおすすめです。
実際に手に取って中身を確認し、自分に合うものを探しましょう。
1週間ごと・1日ごとの計画を立てる
夏休み全体のスケジュールだけをもとに勉強を進めていると、いつの間にか計画通りに進まなくなってしまう恐れがあります。
「ちょっとくらい計画から遅れても、あとから頑張れば大丈夫だろう」と思っているうちに、取り返しのつかない遅れをとってしまう人も少なくありません。
その点、週の初めに1週間のスケジュールを立てておけば、計画から大幅に遅れにくくなります。
うまく進まなかった日の分を残りの日程で調整すれば、着実に計画通りに学習を進められるでしょう。
夏休みの勉強スケジュールを立てるコツ
夏休みの勉強スケジュールを立てる際には、押さえるべきポイントがあります。
- 1日あたり何時間勉強するか決める
- 勉強の優先順位を決めておく
- 毎日スケジュールを振り返る時間を作る
3つのポイントを踏まえて勉強スケジュールを作成すれば、夏休みの勉強を効率的に進められるでしょう。
1日あたり何時間勉強するか決める
夏休みは、勉強をまったくしない日をなるべく作らないようにして、毎日コツコツと勉強を進めましょう。
一気に勉強をするよりも毎日継続する方が、学力が上がりやすくなります。
部活や習い事などで忙しい日でも「最低限1時間は勉強する!」と決めておくことが大切です。
体調不良などのやむを得ない事情がある日以外は、自分が決めた最低限の学習時間は守るよう心がけましょう。
勉強の優先順位を決めておく
さまざまな科目・分野があるなかで、やりたい勉強のすべてを夏休み中にこなすのは大変です。
夏休みのスケジュールを立てるときには、勉強の優先順位をはっきりと決めておきましょう。
具体的には、以下の優先順位がおすすめです。
- 学校や塾の宿題
- 苦手科目の克服
- 2学期の予習(受験生は受験勉強)
優先順位を決めておくことで「受験勉強に熱が入りすぎて宿題に手を付けられなかった…」「ついつい得意科目の勉強に時間を割きすぎて、苦手科目の勉強を後回しにしてしまった…」などの事態を防げます。
毎日スケジュールを振り返る時間を作る
夏休み中には、毎日スケジュール通りに進んだか振り返る時間を設けましょう。
おすすめは、夜寝る前に10分程度の振り返りタイムを作ることです。
計画通りに勉強が進まない日があったとしても、焦る必要はありません。最終的に目標を達成できるように、計画を柔軟に修正しましょう。
ただし、気が進まないなどの理由で計画を後ろ倒しにするのは良くありません。
イレギュラーな予定が入った・想定していたよりも問題集を解くのに時間がかかった、といった事情がない限り、極力最初に立てたスケジュール通りに学習を進めましょう。
まとめ
夏休みの勉強スケジュールを立てて計画的に学習を進めることで、成績アップや志望校合格などの目標を達成しやすくなります。
計画を立てる際には「2学期最初の理想の状態を明確にする→宿題以外に取り組む参考書や問題集を選ぶ→1週間ごと・1日ごとの計画を立てる」といった手順を踏みましょう。
また、勉強の優先順位を決めたり、毎日振り返りの時間を設けたりすることで、計画通りに学習を進められます。
ぜひ、本記事を参考にして、夏休みの勉強スケジュールを立ててみてください。
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