【中高一貫校】サレジオ学院中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明

2022年11月21日

コラム

サレジオ学院中学校・高等学校は、進学校でありながら、生徒の自主性を大切にする、自由な校風の男子校です。

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サレジオ学院中学校・高等学校の基本情報

1960年に、サレジオ学院中学校・高等学校の前身である、目黒サレジオ中学校が創設されます。このときの初代校長には、イタリア人神父であるニコロ・タッサン師が就任しています。

1963年に、サレジオ高等学校が創設されました（校長はニコロ・タッサン師）。1975年には、川崎サレジオ中学校が創立されます。1995年、横浜市都筑区に新校舎が完成し、移転しました。

ヨハネ・ボスコの教育の3つの柱である「信念、理性、愛情」の精神を大切にするとともに、新たに「勉学、問題解決力、奉仕の心」を身につけます。25歳になったときに、豊かな心を持ちながらグローバルに活躍できるような人材の育成を目標としています。

サレジオ学院中学校・高等学校は閑静な住宅地にあり、緑豊かなロケーションです。体育館やテニスコート、図書館などがとても広く、1人1台のパソコンが使用できるパソコンルームや昼休みや放課後にビリヤードゲームなどで遊べるコミュニケーションルーム、物理室・化学室・生物室など、施設が充実しています。

サレジオ学院中学校・高等学校の校則は、普通の高校と同じくらいか、人によっては少し厳しいと感じるくらいのものらしいです。頭髪検査や身だしなみチェックは定期的に実施されていますが、それほど頻繁ではないとのことです。高校生らしい清潔感ある恰好なら、注意されることはありません。

サレジオ学院中学校・高等学校は、高校からの入学者は一切取らない中高一貫校です。中学から高校までを同じ学校で過ごすため、中高6年間を通じて、段階的に効率のよい教育が受けられます。宿題の量は多いですが、塾に通わなくても進学可能なくらいのレベルまで高めてくれます。

サレジオ学院中学校・高等学校では、多くの語学研修や短期留学の機会を設けています。中学3年卒業後の春休みには1週間程度のイタリア研修を実施し、希望者には春休みにフィリピン研修、夏休みにカナダでのホームステイ体験、オーストラリアでの短期留学を行っています。

しかし、コロナ禍の影響により、感染症予防の観点から、2020年春からは留学実施は控えられているようです。

2022年度の国公立大学の合格者は、東京大学8名、一橋大学15名、京都大学5名です。一方、難関私立大学の合格者は、早稲田大学81名、慶應義塾大学85名、上智大学48名でした。国公立大学、難関私立大学ともに、進学実績が豊富であることがうかがえます。

5月の感謝祭でミサをしたり、12月のクリスマスの集いでイエスの誕生のシーンを劇で演じたりと、キリスト教の行事があります。

他には、体育祭やサレジオ祭、スポーツ大会などのイベントを開催しており、中1には野尻湖林間学校、中2は鎌倉歴史教室やスキー教室、中3はイタリア研修旅行など、勉強や郊外学習がほどほどにある印象です。高校では、泊りがけの進路ガイダンスや勉強合宿など、大学進学に向けた行事が行われています。

テニス部が全国大会に出ており、テニスコートが12面あるなど、力を入れています。その他、中学運動部や高校運動部では、テニス部や卓球部、バトミントン部、剣道部などがあります。

文化部には、人気の自然科学部をはじめ、吹奏楽部や軽音楽部、パソコン部などがあります。

先生の面倒見がよく、誰一人取り残さない教育を行っている学校です。小テストの回数を増やしており、毎回宿題が出されるため、入ってみたら大変だったとの意見がありました。しかし、そのおかげで近年、大学実績が上昇しており、大学進学を目指す生徒には好評のようです。

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