私立吉祥女子中学校・高等学校の英語／数学について

2015年09月03日 2020年12月28日

学校紹介

吉祥女子中学・高等学校は、学校とは、生涯続くであろう、知的好奇心からの探究の源を作る場であり、多感な時期の一人格を形成する重要な場と捉えています。

学校生活のあらゆる場面で、生徒には、意見の違う個々の立場を認め合い、同時に、自己言動の重要性を考えながら責任を果たす意味を理解させていきます。実りある学校生活を送った卒業生達は、芯の強さを発揮しながら多方面で活躍しています。

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中高一貫教育の方針と取り組み

一人の生徒も取りこぼすことなく、一丸となって進めるようなカリキュラムを組んでいます。私立中高一貫らしく、中学主要教科は全て2科目に分割、きめ細かく各分野ごとの基礎定着を図ったうえで、より掘り下げた内容へと移行します。

一方、消化不良に陥った場合のフォローも堅実で、数学と英語は定期考査ごとに、指名制補習を設け、全体的なレベルアップを図ります。

高校では、2年次からの進路振り分けを中心に、より細かな選択授業、習熟度別クラスが設けられます。特筆すべきなのは、夏休み期間に、全学年トータルで、100前後にわたる講習プログラムが用意されることで、個々にピンポイント集中での知識習得を目指していきます。

これら一つ一つが、進学実績の良さと関係していることは間違いないでしょう。

まず入学してからすぐに、「基礎英語1～3」を必須とし、毎日英語を聴くことを習慣にしてもらいます。

授業では、中高一貫校用テキストを軸にして、高校1年1学期までに、英文法基礎は終了、2学期からは、多読・速読を心がけながら、いよいよ大学入試の基礎レベルに着手、高校2年からの演習に備えます。

英単語は、テキスト終了時点で、一般的な大学入試に求められる約8割前後の習得が見込まれますが、定着を図るための確認テストをこまめに実施します。

また、単語・文法などと平行して、低学年からネイティヴ教員が指導にあたる、リスニングと英会話は、中学3年での海外語学ツアーを想定しながら進められ、これらを総合すると、まさに英語に必要な「聴く・話す・読む・書く」が網羅できることになります。

大学入試に対応するために、さまざまな解法が考えられる柔軟な思考と同時に、物事をあらゆる面から捉えられる力を養うことに重きを置いて、授業は進められます。

中学では、中高一貫校用テキストを使い、計算演習から始まる代数分野と、図形の基本から始まる幾何分野を平行して学び、学年で区切らない体系的数学を展開、中学2年終了時に、中学の学習内容は終了します。

ここで出てくる約束ごとや、重要事項を踏まえる基礎を積み上げたら、さまざまな問題に着手したい気持ちを、あらゆる場面で実践していきます。テストはもちろん、家庭学習用の問題集も歯ごたえのあるものが多く、その後の習熟度別、進路目標別の授業へとつなげていきます。

一見、険しい内容に見えますが、それに応えられるだけの生徒が集まっており、近年では、理系志望の生徒が文系を上回る勢いで、かつ、大学合格も堅調であるのを見ても、功を奏していると言ってもいいでしょう。

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