私立普連土学園中学校・高等学校の英語/数学について
普連土学園は、1887年に新渡戸稲造と内村鑑三の助言により、アメリカ・フィラデルフィアのキリスト教フレンド(クエーカー)派に属する夫人伝導会により女子教育のために設立されました。シラバスに則る積み重ねを重視した、中高一貫レベルの高い教育でもしられ、三鷹中等教育学校や高輪中学校と同程度の偏差値をほこります。有名な卒業生も多く、アナウンサーとなった有名卒業生の割合が多いのも特徴の一つです。
教育方針と取り組み
日本で唯一フレンド主義に基づいている私立学校で、中高一貫の6年間をひとまとまりとした教育を行うため、中学三年では高校の内容の習得に入ります。
高校2年から文系と理系で分かれますが、数学は高校2年まで必須です。また、英語は生きた英語の習得を目指しており、中学1年よりネイティブの教員による授業が行われます。さらに、情報教育に対する意識も高く、ソフトウェアの習得に始まり、情報の取扱い上のマナーや、情報発信時の危機管理意識の醸成も行います。
キリスト教系の学校のため、毎日朝には礼拝を行い、水曜日は沈黙の礼拝も行います。これらは単なる祈りの場ではなく、アメリカ・イギリスからのゲストによる英語のスピーチを聞く場であったり、自己と向き合う「深く考える」場にもなっています。
私立普連土学園中学校・高等学校の英語について
前述の通り、生きた英語の習得に重点を置いています。日本人の教師とネイティブの教師の両方が週6回の英語の授業を分担しており、日本人の教師は、英単語、英文法、英語の読解力の学習を指導し、ネイティブの教師は英会話、リスニングといった音声面を重視した学習の指導を行っています。
また、劇やゲームを取り入れ、タブレットを利用したスキット作成等様々なアプローチによる学習を行い、体全体で語学習得を行うように取り組んでいます。必要な生徒には随時補修授業を設定し、時間を惜しまず理解ができるまで指導を行います。
さらに、中学三年では習熟度別のクラス分けを行ったり、ティームティーチングといった少人数性のカリキュラムを導入するなどそれぞれの生徒が十分に学習できるような配慮を行っています。
私立普連土学園中学校・高等学校の数学について
数学は1年時より週に5時間の授業時間を設けております。中学1年2年においては、図形や空間を把握する幾何分野において少人数クラスを設定した学習を行い、中学3年生では計算や線形関数を習得する代数分野においても少人数クラスを設定した授業があります。
さらに、内容についていけない生徒が出てこないよう、ノート提出や小テストをこまめに行うことで習熟度の把握に努め、習熟度別クラス分けによる分割事業を行うなど、学習の進捗と欲求に合わせた指導を行っています。特に代数分野においては中学1年時にティームティーチングといった少人数教育を行うことできめ細かな指導を行っています。
また、中学のうちに、学習に興味と関心を持って取り組み、基礎力と論理思考力が身につくように様々なカリキュラムの工夫を行っています。

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