【中高一貫校】四條畷学園小学校・中学校・高等学校の内部進学の基準・対策を徹底解説

2024年01月07日

内部進学

大阪府大東市にある四條畷学園小学校・中学校・高等学校は、小学校から高校まで一貫教育を行っている私立の教育機関です。元々は1926年に開校した四条畷高等女学校を母体にしています。高校までの一貫教育だけでなく、大学への内部進学制度も導入されていて注目されている学校です。

このページの目次

1 四條畷学園小学校・中学校・高等学校の内部進学について
2 四條畷学園小学校・中学校・高等学校の内部進学制度
- 2.1 内部進学の基準
- 2.2 他大学への受験
3 四條畷学園小学校・中学校・高等学校の内部進学対策

四條畷学園小学校・中学校・高等学校の内部進学について

系列大学

四條畷学園小学校・中学校・高等学校は小中高のほかにも、系列大学があります。それは四条畷学園大学と四条畷学園短期大学です。四條畷学園小学校・中学校・高等学校ではそれぞれの大学に対し、内部進学優遇制度を採用していて、入学金などが優遇される生徒もいます。

内部進学できる学部

四条畷学園大学にはリハビリテーション学部リハビリテーション学科、看護学部看護学科があります。さらにリハビリテーション学科は理学療法学と作業療法学専攻の2コースです。四条畷学園短期大学には保育学科とライフデザイン総合学科があります。四條畷学園小学校・中学校・高等学校はどの学部にも内部進学は可能です。

内部進学率

四條畷学園小学校・中学校・高等学校の2023年度の卒業生の進学データによると、四条畷学園大学に9人・四条畷学園短期大学に46名が合格しています。この年の卒業者数は328人でした。これらの数をベースにすると、四條畷学園小学校・中学校・高等学校の内部進学率はおよそ17％弱になります。

四條畷学園小学校・中学校・高等学校の内部進学制度

内部進学の基準

四條畷学園小学校・中学校・高等学校の公式ホームページでは系列大学の四条畷学園大学と四条畷学園短期大学を対象にした内部進学優遇制度を採用していると公表しています。ただしどうなれば内部進学が可能になるかについて、公開していません。

しかし、ほかの内部進学のある高校の傾向として、優秀な学業成績を収めた人が対象になりやすいです。つまり、定期テストなど普段の成績が優秀で、評定平均の高い生徒は内部進学枠に入りやすいということになります。
また、常日頃の生活態度も評価の対象になる可能性が高いです。遅刻や欠席が少ない、部活動などで優秀な成績を収めることなども内部進学に選抜されるための条件の一つと考えておきましょう。

他大学への受験

四條畷学園小学校・中学校・高等学校では内部進学だけでなく、他大学への受験も生徒たちに推奨しています。例年数多くの学生が大学進学を果たしています。2022年3月卒業生のデータを見ると、大学に進学したのは生徒全体の41％でした。短期大学は32％、専門学校は19％となっていて全体の90％が進学していることになります。高校卒業して就職したのは全体の4％で、大半の生徒は大学もしくは短大に進学しています。

四條畷学園小学校・中学校・高等学校の内部進学対策

学校の定期テスト対策

四條畷学園小学校・中学校・高等学校から大学に内部進学するためには、学業優秀であることが条件と考えられています。そこでまずは定期テスト対策に力を入れましょう。四條畷学園小学校・中学校・高等学校の定期テストを見てみると、難易度のレベルはごく標準的です。基本的に授業で扱った内容から出題されるので、勉強したことを繰り返し復習してしっかり覚えることが重要です。

また、学校で使っている問題集や副教材から問題の大半が出題されています。参考書などを新たに購入するのではなく、学校で使っている教材を繰り返し学習したほうが高得点が期待できます。テスト直前に集中するのではなく、常日頃からコツコツ勉強することが大事です。

学校独自の試験や外部の模試対策

四條畷学園小学校・中学校・高等学校では頻繁に模試を行っているといわれています。模試の成績が悪いと、内部進学にマイナスに影響する恐れがあるので、模試対策も進めていくといいでしょう。
模試対策として、模試の結果が出た後に自分の苦手を把握し、それを重点的に鍛えることが有効的です。
似たような問題が何度も解けない場合は、正解の解法を確認してみましょう。そして苦手問題の解き方をしっかりマスターすることです。模試の結果を復習することで、自分の間違えやすい問題を再認識し、次に活かすことができます。この作業を繰り返すことで、得点が取れるようになるでしょう。

他大学の入試対策

四條畷学園小学校・中学校・高等学校では勉強に集中できる環境が整っています。
他大学への進学を検討しているのであれば、学校内の設備を有効活用するのがおすすめです。自習室やPCルームがあるので、放課後に自習する際はこれらの設備を利用しましょう。PCルームには座席ごとにパソコンが常備されています。自分の端末を持ち込まなくてもパソコンを自由に使用できるので調べごとなどにも向いています。

他大学、特に難関校に進学するためにはある程度の勉強量が求められます。まずは勉強する習慣をつけることが大事で、自宅でなかなか勉強に集中できなければ校内の施設を活用するのも一考です。

投稿者プロフィール

中高一貫校専門個別指導塾WAYS 編集部: 中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。