【中高一貫校】横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校の教育・評判を徹底解明
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中高一貫校の魅力は、6年間に及んで一貫した教育課程と学習環境を通して学べるというものです。6年という時間的余裕が生まれることもあり、学校独自の取り組みを行えます。そのため、どの中学校も大変人気となっており、横浜市サイエンスフロンティア高等学校附属中学校の受験倍率も例年高くなっています。本校は、最先端科学の知識や智恵、技術、技能を活かしながら、グローバルな活躍ができる「サイエンスエリート」を育成することを目的としています。
このページの目次
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校の基本情報
沿革
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校は、平成21年、第1回入学式が行われ、文部科学省により、平成22年、SSH、平成23年SGHに指定されました。更に、進学指導重点校として平成24年、横浜市教育委員会の指定も受けています。平成29年には、附属中学校の第1回入学式が挙行され、公立の中高一貫校としての歩みを開始しました。
教育理念
論理的な頭脳を培うために、様々な角度で捉え、幅広い視野を持ち、常に視点を高く保ちながら、あらゆる事象を柔軟に考え、緻密に分析する能力を養います。また、グローバルな人材として、豊かなコミュニケーション能力と同時に自立力をつけ、品格と情操、健やかな心身も同時に養いながら、社会に貢献できる人材を育成します。
施設
校舎は、設計や建築に民間企業のアイデアが活かされています。学習棟と交流棟に分かれ、学習棟にはナノ材料評価室や電子顕微鏡室など先端科学技術に取り組める設備があります。また、交流棟には、ホールや、道場、アリーナ、屋外プールやカフェテリア、更には宿泊施設も完備されています。
校則
服装などの規定はゆるやかです。頭髪に関しては、髪染め、パーマは禁止です。アルバイトは、学費目的以外は禁止されています。スマートフォンの学内持ち込みや使用は許可されています。
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校の教育
サイエンススタディーズ
教科の枠にとらわれず、総合的な学びとし、テーマ探求型を採用しています。高校の設定教科である「サイエンスリテラシー」へと自然につながるよう意図されています。
DEEP学習
高校受験がないため、時間的に余裕があり、深く豊かな授業が可能です。また、「考察・討議」、仮説を立ててから、実証を論理的に行う「実験」を行い、更に体験的なフィールドワークを積みます。まとめとして、「発表」の場を持ちます。このようなDEEP学習を通して、探求心を強化し、やり遂げる粘り強さを育みます。
フロンティアタイム
フロンティアタイムは、興味や関心を持ったテーマを研究することで、主体性を養い、自己開拓するプログラムです。大別すると、「自主研究」「読書活動」「進路探求」「相談・面談」となります。自主研究では、バディチームによる活動も行い、読書活動では、世界を広げるために、多読を薦めています。更に、あらゆるテーマで講話が開かれるので、考え方も広がり、進路探求に効果的です。相談・面談では、学習面だけでなく、人間関係についても相談できます。
グローバル教育
英語でのプレゼンテーションやポスターセッションなど、科学者に不可欠な英語力の育成を目指し、プレゼンテーションスタジオ、CALL教室を使用した少人数学習を行っています、また、科学的な長文読解やライティング学習、国内留学体験や海外研修を行い、国際的な環境問題の課題にも取り組みます。
進学実績
2023年は、最難関である東大に4名の合格者を出しています。一ツ橋大学には3名、東京工業大学は9名となっています。また、難関私立大学である早慶上理にも122名の合格を誇っています。更に、GMARCHには、158名と多数の合格者を出し、関関同率13名、医学部医学化14名と、日ごろの学習の成果が発揮されました。
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校の学校生活
部活動
科学的なトレーニングが推奨され、時間を有効に使う工夫が部活動にも活かされています。運動部には、硬式野球部、バスケットボール部、バドミントン部、ボクシング部、水泳部などがあります。文化部では、文芸部は、全国大会への出場や教育長賞を受賞しています。また、ロボット部は、WRO世界大会に出場するなど世界に羽ばたく実績を残しています。
イベント
全校行事として、5月の体育祭と、9月の蒼煌祭があります。中学では、12月にサイエンススタディーズ発表会があり、高校では、1月にSLⅡ(個人テーマで1年間研究、その成果を英語発表するプログラム)発表会があります。
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校の評判
施設や設備が整っており、6年間をかけて、個人の研究に取り組むことが可能です。研修やフィールドワークなど、体験学習も多く用意されています。私立、国公立の難関大学への進学率も高く、注目の学校と言えます。

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部

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