【中高一貫校】茗溪学園中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明
茗溪学園中学校・高等学校は「茗渓会」によって創設された学校で、茨木県つくば市にあります。勉学だけでなく、心身の鍛錬にも力を入れ、たくましい精神と実行力を身につけられるように指導しています。生徒たちは、クラブ活動や行事にも積極的に参加しています。
このページの目次
茗溪学園中学校・高等学校の基本情報
沿革
1979年に、茗溪学園中学校・高等学校として開校しました。1990年にはLL棟を増築して、コンピューターを活用した教育を開始しています。2016年に国際バカロレア(IB)の認定を受け、翌年にはIB認定コースであるIBDPコースを設置しました。
教育理念
予測困難な環境の中でも、変化に動揺することなく、柔軟に対応できる人材を育てることを目指しています。また、在学中に基礎学力を身につけ、大学受験に備えながらも自分の興味関心を軸とした将来の目標を見出せるよう、指導しています。海外の学校や国内の自治体、企業、研究所などとも連携し、グローバルで社会に貢献できる人材を育成しています。
施設
校舎の中には、IBの授業などを行うアゴラ棟と呼ばれる建物があります。スコーラ棟には、技術家庭や書道のための教室があります。将来的には、ここでロボットの授業を体験できるようにしたいとの声があります。運動施設として、第1体育館と第2体育館、ラグビーグランド、テニスコートの他、野球とサッカーができる第2グラウンドもあります。
校則
特に厳しい決まりはありません。校内での携帯電話の使用やアルバイトは禁止されています。制服の着こなしや頭髪についても細かな規則はありませんが、極端な着こなしや髪形に関しては指導されることがあります。
茗溪学園中学校・高等学校の教育
国際バカロレア(IB)カリキュラムの導入とSSHプログラム
国際バカロレア(IB)カリキュラム
国際バカロレア(IB)カリキュラムは国際的な教育プログラムで、世界について理解し、世界の複雑な問題にも対処できる生徒を育てることを目的にしています。茗渓学園はIBDPの認定を受けている学校なので、生徒たちが国際的な大学入学資格を得ることが可能になっています。このプログラムでは大学レベルの学びのみならず、その後の人生に必要な能力やスキルを身につけられるようになっています。TOK(知の理論)、EE(課題論文)、CAS(創造性、活動、奉仕)を核として学んでいきます。
SSHプログラム
2011年の春にSSH指定校となっており、科学技術系の人材育成に力を入れています。2017年には独自の中高一貫カリキュラムを開発し、探求スキルを身につけられるような授業を中学生1年生から開始しています。高校2年生と3年生は学校設定科目により、数学と理科における探求活動をメインにした授業を行っています。SSH研修として、年2回の出張講義や実験プログラムなどを設けています。SSHの海外研修では、アメリカやスイス、中国、タイなどで行ってきました。科学研究の国際的なコンテストであるIntelISEFに出場する機会もあります。
グローバル教育
帰国子女や一定のレベル以上の英語力がある生徒は、グローバルコースに在籍して英語力を伸ばすことができます。高校にも、英語の特別クラスがあります。高校ではオーストラリアへの研修旅行を実施しており、テーマを決めてそれぞれの班で調査研究を行います。地元の学校との交流やホームステイをして、国際交流を楽しみます。
進学実績
令和4年3月の卒業生は269名で、東京大学、筑波大学、お茶の水女子大学、横浜市立大学などの国公立大学に65名が進学しました。私立大学では、早稲田大学、明治大学、法政大学等、40以上の大学に622名が合格しています。海外の大学に進学する生徒もおり、アメリカやイギリスオーストラリアを始め、台湾や韓国など、アジアの大学にも進学しています。
茗溪学園中学校・高等学校の学校生活
部活動
運動部の数は13あります。ラグビー部は高校・中学共に全国大会に出場しており、中学のラグビー部は全国大会で優勝した実績があります。剣道部やテニス部、バトミントン部なども全国大会に出場しています。運動部のレベルは非常に高く、いずれも全国大会あるいは県大会で活躍しています。文化部は科学部や美術部、写真部など、5つの部活の他に、茶道同好会やボランティア同好会などがあります。
イベント
3月には心身の鍛錬のためのイベントとして、校技大会があります。大会に備えて毎週1回、男子はラグビー、女子は剣道を授業の中で行います。2月の早朝には剣道寒稽古(女子)があります。男子は、高校2年生と中学2年生を除く寮生が、突寒ラグビーに参加します。中学2年生の男子寮生と柔道部のメンバーは、柔道の寒稽古をします。その他のイベントとしては、中学校の京都・広島国内研修と、高校生の海外研修があります。
茗溪学園中学校・高等学校の評判
部活が盛んで、「運動部も文化部も実績のある部活が多い」「部活が勉学の支障にならないように部活の時間を制限しているのがいい」というコメントがあります。施設に関しては、「体育館が明るい」「体操の設備が充実している」「図書館の蔵書が多い」などを評価する声があります。留学生を多く受け入れているため、「国際的な雰囲気がある」という感想もあります。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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