【中高一貫校】東京学芸大学附属国際中等教育学校の教育・評判を徹底解明

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【中高一貫校】東京学芸大学附属国際中等教育学校の教育・評判を徹底解明
東京学芸大学附属国際中等教育学校は、東京都練馬区東大泉にある教育機関です。
私立中学ではなく、国立の中高一貫校という位置づけとなっている点が特徴で、中学校は前期課程、そして高等部は後期課程として準完全中高一貫校としています。
高校からの入学は、帰国子女を除いてはできない点がこの一貫校の大きな特徴です。
 

東京学芸大学附属国際中等教育学校の基本情報

沿革

この学校は、他の中高一貫校と比較すると比較的歴史は新しいという特徴があります。
開校したのは2006年で、付属の大泉中学校と高校大泉校舎を統合し、キャンパスを大住地区に設置しました。
この際に、名称も現在のものに改称しました。
2019年には文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定されています。

教育理念

グローバルな国際社会の中で、多様性と共生共存できる人材の育成を教育理念としています。
グローバルな視野を持つとともに、多文化や多様性への理解を深め、その中でルールや価値を確立することの大切さを、多感な時期にしっかりと学びます。
また、社会参加へも力を入れることによって市民性を育成し、心と知、そして体のバランスを大切にした子供の成長を応援します。

施設

2009年にC棟を増設し、ここにPCを常備するICTルームや多様な書物を収納する総合メディアセンターを作りました。
校庭にはテニスコートがハードコート3面とクレイコート4面の合計7面と充実しているほか、プールや武道場、体育館2か所、そして卓球場なども完備しています。
またバトミントンコートも4面あり、勉強以外の施設も充実しています。

校則

国際色や多様性を尊重する校風のためか、校則はそれほど厳しくありません。
この点は、生徒や保護者からも好評です。生徒による清掃は週に一度、火曜日に行うほか、午前短縮授業のみに限定されています。

東京学芸大学附属国際中等教育学校の教育

アカデミックな領域を責める教育体制

東京学芸大学附属国際中等教育学校は、国立大学の付属校としては国内で唯一、国際バカロレア資格を認定されています
また教育理念の一つである国際理解をサポートするための制度として、国際教養部を設置し、グローバル社会における感性やスキルの育成に力を入れています。

授業はすべてイマージョン式

この学校では、多くの科目において授業はすべて英語で行うというイマージョン方式を採用しています。
中学校課程ではその準備段階としてネイティブ講師が授業に当たり、Learning in English体制の準備をします。

文系と理系のクラス編成はなし

多くの中高一貫校では、文系と理系の分離編成を行いますが、ここではありません。
各生徒の進路希望や学びの関心に合わせ、自主性と主体性を生かしたカリキュラム授業を展開。
探求型の学びがデフォルトとなっており、オリジナルテキストを用いて、社会的な事象や自然現象についてリサーチを行います。

第二外国語の履修あり

英語に加え、第二外国語の履修がカリキュラムにあります。
選択肢は多く、スペイン語やドイツ語、フランス語や中国語、そして韓国語から選べます。

帰国子女のサポート制度

日本語が十分ではない生徒に対して行う、帰国子女サポートもあります。
これは専門講師が日本語の指導をするというものです。

グローバル教育

グローバルな視点と学業面でのリサーチを兼ねて、東京学芸大学附属国際中等教育学校では、1年生と3年生、そして5年生に対してワークキャンプを実施しています。
中でも5年生はカナダでのワークキャンプを行うことにより、グローバルな感性を海外で養うことが可能です。

また4年生以降には留学制度も利用でき、アメリカやドイツをはじめ、提携校への留学もサポートします。

進学実績

国内大学への進学を希望する生徒の他、海外の大学への進学を希望する生徒が多い点が、この学校の特徴です。
国内の主な進学先は、筑波大学や東京学芸大学、北海道大学をはじめ、青山学院大学や慶應義塾大学、また上智大学などが挙げられます。
海外の大学への進学では、アメリカおよびイギリス、オーストラリアなどの英語圏が多いようです。

東京学芸大学附属国際中等教育学校の学校生活

部活動

部活動は、文化部とスポーツ部が数多くあり、サッカー部では都大会へ出場した実績もあります。
顧問教員と最低5人の部員がいれば、新規に部を設立することも可能です。

前期と後期で部活のラインナップは異なります。
後期では、産学研究部や作動部、演劇部や管弦楽部などもあります。

イベント

毎年6月には所沢市の市民体育館を利用して、スポーツフェスティバルが開催されるほか、9月には文化祭という位置づけで、スクールフェスティバルも行われます。
ただし、国際教養と関連付けなければならないというルールがあり、とてもアカデミックで国際色豊かなイベントアトラクションになるようです。

その他にも、マラソン大会などのスポーツイベントがあったり、美術関連やサイエンス関連のフィールドワークなどもあります。

東京学芸大学附属国際中等教育学校の評判

インターナショナルスクールを彷彿させる国際色豊かなこの学校には、制服などは一切なく、スマホの持ち込みも自由に許可されています。
この点では、生徒が考えて行動できる自主性を磨けるとして、生徒からも保護者からも好評です。
またアカデミックな設備やイベントが充実しており、生徒のやる気やモチベーション、そしてポテンシャルを高められる学校だと評判です。

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