【中高一貫校】東京都立両国高等学校・附属中学校の教育・評判を徹底解明
芥川龍之介をはじめとする複数の著名人を輩出してきました。
伝統を大切にしつつも、未来の世界で活躍できる、グローバルリーダーの育成を目指しています。
このページの目次
東京都立両国高等学校・附属中学校の基本情報
沿革
明治33年に、東京府第一中学校分校として始まりました。
翌年、東京府第三中学校と改称し、その後も何度か改称しています。
平成18年に、都立両国高等学校附属中学校が開校しました。
平成23年に、創立百十周年記念事業を実施しています。
教育理念
校訓は「自律自修」で、自ら考え、自ら学ぶことを重視しています。
教育を通して、未来社会に貢献できる資質や能力を育て、生涯に渡って探求を続けられるような人材を育てていくことが目標です。
そのために、キャリア教育の「志学(こころざしがく)」、探究活動に力を入れ、リーダーとなれる人を育成できるような教育を実践しています。
施設
校舎内には、エアコン、空気清浄機、加湿機を完備した教室のほか、自習室、実験室、調理室があります。
音楽室、美術室、パソコンが完備されたPC教室、音楽室や美術室、図書館もあります。
進路に関する指導は、進路に関する資料がそろった進路指導室で受けることが可能です。
グラウンド、体育館、プール、テニスコートも完備しています。
校則
指定の制服があり、セーターを着る場合には紺や白、グレー等で華美でないもの、頭髪に関しては細かい規定はなく、清潔で学生らしい髪型であることとされています。
校外でのコンパは、クラス・クラブに関係なく禁止です。
東京都立両国高等学校・附属中学校の教育
「志(こころざし)学」
生徒が将来、社会に貢献したいという高い志と使命感を培えるような教育を実践しています。
その目的で、中学校では「職場体験」や「卒業研究」、高校では「探究活動」を行っているようです。
これらの学習を「志(こころざし)学」と呼び、中学校・高校を通してキャリア教育を行っています。
質の高い授業
授業はチャイムとともに開始し、授業を大切にするよう、生徒を指導しています。
知識と熱意を持った教師の指導に加えて、丁寧な補習授業でも生徒をサポートしています。
また、家庭学習も徹底させることで、生徒に基礎力を付けさせているのです。
授業では、全教科でスピーチ、プレゼンテーション、グループ活動があります。
対話的な学びを通して、話す能力を向上できます。
ディベートやパネルディスカッションなどでは、互いの意見を尊重することや、論理的な思考を身につけることが可能です。
リーダーを育成する
グローバルな視野を持って、国際社会で活躍できるリーダーを育てることを目指しています。
外国人教師との交流を通して、英語の4技能を身につけることが可能です。
主体的な研究活動である「探究活動」を取り入れ、高い「志」を持って、行動できるリーダーを育成します。
グローバル教育
日本人と外国人講師が授業を行っています。
6年間の学校生活の間に、全員が英語ディベートに参加するようです。
実践的なライティング力を伸ばすためのカリキュラムも組み入れています。
中学校で行われるのは、大使館訪問や英語で日本の文化や伝統を紹介するなどの活動です。
語学研修に加えて、対面やオンラインで外国人との会話の機会もあります。
進学実績
令和4年の卒業生のうち、国公立大学に進学したのは、全体の38.4%でした。
進学先は、東京大学、京都大学、東北大学などがあります。
私立大学の進学先としては、早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学等があります。
短期大学や専門学校に進んだ生徒、就職した生徒はいませんでした。
現役進路決定率は89.2%で、平成30年からの5年間で最高でした。
東京都立両国高等学校・附属中学校の学校生活
部活動
運動部は、初心者・経験者に関係なく、活動を行っています。
サッカー部、バドミントン部、テニス部など、15の部があるようです。
文化部は、高校には生物部、放送部、地学部など、中学には理科部や家庭部などがあります。
コンピューター研究部や茶道部などは、中高ともにあります。
管弦楽部も中高合同で活動しており、文化祭や大会で演奏を披露してきました。
イベント
4月は中学校の校外学習と高校の遠足があり、6月には体育祭、9月に文化祭が開催されます。
7月は中学校で、1年生の林間学校、2年生のEnglishSummerSchool、3年生の海外語学研修旅行が実施されます。
高校で行われるイベントは、8月に部活動合宿、11月に大学体験講義、12月にスキー教室です。
1月は百人一首大会(中学校)、2月は合唱コンクール、3月は中学校の球技大会、高校1年生の芸術鑑賞教室、高校2年生の修学旅行があります。
東京都立両国高等学校・附属中学校の評判
保護者からは、「学校と保護者の関係が良く、相談しやすい」「学習環境や雰囲気がいい」「大学受験を目指すのにふさわしい環境」「施設が少し古い」との感想がありました。
在校生からは、「通いやすく、先生の指導も丁寧」「先生方が優しい」「行事のレベルが高い」「生徒同士の仲が良い」「校舎とグラウンドが少し狭い」などの声が挙がっています。
中高一貫校専門個別指導塾WAYSでは、両国高等学校・附属中学校をはじめとする中高一貫校生が、テストの点数を跳ね上げています。
その秘訣は、それぞれの学校のテキストを教材として使用する点です。
中高一貫校に精通した講師陣が、各学校に合わせた指導を行うことで、難化した中高一貫校のテストにも効率よく対応できるようになっています。
投稿者プロフィール
-
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
最新の投稿
学校紹介2024年10月7日【東京都市大学等々力中学・高校の保護者の方必見】定期テストの傾向や進学実績を解説 内部進学2024年10月4日【早稲田大学高等学院の保護者の方必見】内部進学の基準や定期テストの傾向を解説 大学受験2024年10月3日一般選抜(一般入試)の割合は50%以下!大学受験の選択肢と最新事情を解説 内部進学2024年10月3日【日本大学豊山高校・中学の保護者の方必見】内部進学や基礎学力到達度テストについて解説
東京都立両国高等学校・附属中学校