【中高一貫校】東京都市大学付属中学校・高等学校の教育や評判を徹底解明
東京都市大学付属中学校・高等学校は武蔵工業大学付属中学校と高等学校を前身とし、2009年に現在の校名になりました。
前身の時代から変わらぬ、文武両道の男子校ですが、現在はトシコーの愛称で親しまれています。
このページの目次
東京都市大学付属中学校・高等学校の基本情報
トシコーの愛称で親しまれる東京都市大学付属中学校・高等学校の基本情報を見ていきましょう。
沿革
昭和4年に武蔵工業大学の前身となる武蔵高等工科学校からスタートし、昭和24年の東京都市大学の前身となる武蔵工業大学が創設されました。
そして、戦後の昭和26年に東京都市大学付属高等学校の前身校となる武蔵工業学園高等学校が創設され、昭和28年に校名が武蔵工業大学付属高等学校に改称されました。
昭和31年に武蔵工業大学付属中学校が創設され、平成21年4月1日、校名を東京都市大学付属中学校・高等学校に改称して現在に至ります。
教育目標
建学の精神は誠実・遵法・自主・協調で、ルールを守り、周囲を思いやって、仲間と協力して助け合える人材の育成が行われています。
教員は生徒と夢を共有し、生徒の夢を実現させるために独自のカリキュラムのもと、きめ細やかなサポートを提供する学校です。
施設
照明付きの全面人工芝のグラウンド・ アルママタホール・化学実験教室・物理実験教室・生物実験教室・技術科教室・家庭科教室・カフェテリア(食堂)・シアター・PC教室・体育館・メディアセンター(図書館)・トレーニングルーム・柔道場・第1音楽室など充実しています。
東京都市大学付属中学校・高等学校の教育
前期・中期・後期と先取りという、独自の教育カリキュラムが組まれています。
前期は生活習慣を確立し、生徒全員が共通の科目をバランスよく学んで基礎学力を固めるステージです。
中期はキャリア・スタディや進路指導などの自分発見プログラムに取り組み、将来の進路について考える段階です。
後期は大学の模擬授業や進路講演会などを実施し、大学進学に向けて取り組む段階になります。
高2から文理別のコース、高3で志望校別の6コースに分かれ、志望大学合格に向けて受験学力の向上を図っていきます。
類別クラス編成
6年間をかけて着実に志望校合格を目指す徹底したカリキュラムのもと、クラス分けは、各自が目指す大学や習熟度に応じて、類別クラス編成がなされるのが大きな特徴です。
I類は難関国公立大・早大・慶大といった難関私大への現役合格、II類は東大・京大・東工大・一橋大・国公立医学部などへの現役合格を目指すクラスです。
進級時の成績によって、I類からII類へ転類することもあります。
留学
6年間を通じて、海外で学ぶ機会が充実しているのが魅力です。
高1の3月には全生徒が参加する6泊8日のアメリカ研修旅行があり、アメリカ西海岸でホームスティとシリコンバレーの企業やカリフォルニア工科大、UCLAなどの大学訪問ができます。
中3の夏休みは希望者が、10日間マレーシア異文化体験に行くことが可能です。
高1の夏休みは希望者が、3週間のニュージーランド語学研修に参加できます。
また、ニュージーランド3ヶ月ターム留学では、第3学期を丸々、現地でホームスティしながら、留学生サポート体制が充実した現地校に編入して学ぶことが可能です。
進路状況
東大・京大・東工大・一橋大・国公立医学部、早大・慶大等の難関私大への現役合格を目指すほか、東京都市大学への付属進学制度(原則専願)もあります。
原則は専願ですが、国公立大学前期入試や東京都市大学が認めた私立大学への併願受験が可能なケースもあります。
東京都市大学付属中学校・高等学校の学校生活
東京都市大学付属高等学校は高校入試を実施していません。
そのため、基本的に高校から入学してくる生徒はおらず、6年間、変わらぬメンバーで学生生活を送るため、絆が深まります。
イベント
中1・2多摩川徒歩ラリー、蓼科への3泊4日の中1林間学校、東北への中2体験旅行、中3京都・奈良研修旅行、高1北米・沖縄研修旅行、中1・2弁論大会、柏苑祭(文化祭)、東大キャンパスツアーなど、6年間を通じて多彩なイベントがあります。
部活動
勉強も部活動も100対100で全力で取り組むのが、モットーです。
とはいえ、部活動は週に3日以内が原則なので、勉強との両立もしやすく、メリハリがつけられます。
そのため、中学で約97%、高校で約94%の生徒が部活動に取り組んでいます。
運動部、文化部とジャンルも豊富ですが、中学生と高校生の区別をせずに取り組む部活動も多いので、学年を超えた交流が可能です。
東京都市大学付属中学校・高等学校の評判は?
東京都市大学付属中学校・高等学校の評判には以下のような声があがっています。
「帰国生や留学生も多く、留学プログラムも充実しているので、異文化への理解が進み、グローバルな刺激が得られます。」
「サッカー部が強く、サッカー部だけはテスト前でも部活動が停止にならない場合があります。」
「もともと工業大学の付属校であったため、自動車部など珍しい部活があるのが魅力です。」
「進学先を見据えたクラス分けがなされるので、中学受験の時から、志望校や将来やりたい事を考えておいたほうがいいと思います。」
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