中高一貫校生が定期テストで順位を上げるには?5つの秘策公開
中高一貫校で定期テストの順位が思ったほど伸びず
「このままでは下位層に定着して【深海魚】になってしまうかもしれない」
「留年や肩たたきが心配…」
「志望校に合格できるか不安…」
と、お子さんの成績を見て、焦りを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
中学受験をして中高一貫校に入学したお子さんは、もともと高い学力があります。
それでも成績が上がらないのには、理由があるはずです。
正しい努力の方法を知ることで、成績はおもしろいほど上がります。
そこで今回は、定期テストの順位を上げる5つの秘策をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
このページの目次
中高一貫校では点数だけでなく順位も重要!
学習塾のチラシやホームページで、「定期テスト○○点アップ」といった言葉が掲載されているのをよく目にします。
これは努力の「成果」が、誰が見ても分かりやすいためです。
しかし、重要なのは、点数だけではありません。
中高一貫校では定期テストの順位も同様に重視されます。
テストの順位が重要である理由とは
テストの順位が重要な理由は3つあります。
【テストの順位が重要な理由】
- 系列大学や学校推薦で希望の大学や学部に入学できるかが順位で決まる
- 順位が上がれば、学習意欲も高まりやすい
- 成績別のクラス分けをする学校では、順位が上がればより高いレベルのクラスで学習できる
中高一貫校自体が順位を重視しているだけでなく、お子さん自体もモチベーションを保つために順位が重要な役割を果たします。
ただし、順位が悪かったからといって、ご自宅で叱るのは考えものです。
本人の点数が以前よりも上がった場合、それは努力の結果。
しっかり褒めてあげましょう。
順位別にみる課題とは
定期テストの結果が発表された際には、お子さんの定期テストの順位が、学年で上位・中位・下位層のどのあたりに位置しているのか確認しましょう。
中位層・下位層にいる場合は、意識すべき課題があります。
下位層
定期テストの順位が下位層からなかなか這い上がれない生徒のことを、中高一貫校では【深海魚】といいます。
定期テストの順位で低迷を続ける生徒に対し、中高一貫校は厳しい判断を下すことがあります。
赤点をとってしまった場合、その後の補講や追試でも成果が見られない生徒に対し、留年や自主退学を促すのです。
実際に中高一貫校では、毎年何名かの生徒が学校を去っています。
「深海魚」のままでは、最悪の事態になってしまう可能性もあり、何としても抜け出さなければなりません。
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中位層
「中位層」とはいえ、一般公立の学校なら上位層に入るほどの成績という可能性もあります。
だからといって安心してよいわけではありません。
難関国立大学や有名私立大学への進学や人気学部への内部進学を目指すお子さんの場合、中高一貫校の上位層を目指す必要があります。
もう少しの努力で、志望校のレベルを上げることができるかもしれません。
次にご紹介する、定期テストで順位を上げる方法を参考に、学習方法を再度見直してみましょう。
中高一貫校生が定期テストで順位を上げる方法
では、ここからは成績が伸び悩む中高一貫校生が、定期テストで順位を上げる方法を5つご紹介します。
すべて基礎的なことですが、できているお子さんとそうでないお子さんとの間には、大きな差があります。
「やればできる」という成功体験をするためにも、ぜひ一度試してみてください。
授業の受け方を工夫する
中高一貫校の授業は、大学受験を見越しているため非常にハイレベルです。
そのため、板書をうつすだけでは理解できていない可能性があります。
黒板に書かれたこと以外にも、先生の発言や教科書の太文字部分など、定期テストに出る箇所のヒントはさまざまなところで見つけられます。
先生の発言で重要だと思ったものや、理解できていないと感じる部分は、板書の文字と色を変えてノートにメモしておくなど、定期テストの勉強に役立つノートのとり方をしましょう。
さらに、予習・復習も欠かせません。
予習→授業→復習という流れを作ることで、より定着度を上げていきます。
学習時間を増やす
成績が上がらないお子さんは、成績上位者と比べ圧倒的に学習時間が少ない特徴があります。
とはいえ単純に学習時間を増やしても、成績が上がるわけではありません。
質のよい学習を適切な時間行うことで理解度・定着度が増し、成績や順位もアップします。
まずは、学習方法を見直し、学習時間を増やすことを考えましょう。
学習方法があっているか判断がつかない場合は、学校の先生や塾の講師に相談すると、よい解決策が見つかるかもしれません。
誘惑をなくす
家の中は、ゲーム・スマホ・テレビなど多くの誘惑があります。
これらの誘惑をなくし、集中できる環境を用意することも重要です。
図書館や学校の自習室も有効活用するとよいでしょう。
周りが学習していることで、自分自身も「やらなければ」と感じるはずです。
ご自宅では、お子さんがリビング学習をしているときには「テレビをつけない」「スマホはマナーモードにする」など、ご家族でも協力できることを考えてみましょう。
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演習問題を数多くこなす
学校の授業は、インプットの時間です。
定期テストの順位を上げるためには、インプットだけでなく、アウトプットの量を増やすことが重要です。
理解しているだけでは、問題を解けるようにはなりません。
アウトプットを増やすことで、定着度が増し、テストでも点が取りやすくなります。
定期テストの結果も役に立ちます。
テストが返ってきたら見直しをし、どこがどのように間違えていたのか再度やり直しをしてみましょう。
さらに、類似問題を複数解くことで定着させます。
また、普段の学習ではまず基礎を重点的に行います。
定期テストは、基礎からも複数出題されるため、必ず得点できるようにしましょう。
塾へ通う
「学習方法が分からない」「家で集中して学習できない」といったお子さんの場合は、塾へ行くことも選択肢のひとつです。
基本的に、ハイレベルな授業を行っている中高一貫校では、塾は必要ないといわれることもあります。
しかし、難関大学を狙っている場合や、学校の授業についていけない場合など、さまざまな理由から塾へ通っている中高一貫校生も多く見受けられます。
定期テストの順位を上げたい、成績が伸び悩んでいるといったお子さんの場合は、予備校ではなく個別で学習方法から指導してもらえる塾がおすすめです。
中でも、中高一貫校で使用する、検定教科書以外の教材にも対応している塾を選びましょう。
ただし、本人に頑張ろうという気がなければ、せっかく塾へ行っても身になりません。
塾へ行かせる際は、必ず本人のやる気を確認しましょう。
まとめ
中高一貫校生は、留年や退学が心配なこともあり、定期テストの順位に敏感です。
とはいえ、毎回頑張っているつもりでも、なかなか順位が上がらない生徒もいます。
どうすればよいか悩んでいる保護者の方もいらっしゃるでしょう。
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、学習で悩むお子さんのための個別指導塾です。
「WAYS」の入塾生の半数は、自宅学習が苦手なお子さんです。
また、頑張っているのに、なかなか成績が上がらないお子さんも多く入塾しています。
自宅で学習するのが苦手なお子さんに宿題を出しても、毎回こなすのは困難です。
だからこそ「WAYS」では、1コマ120分という長い時間内に、すべての学習を終わらせ、宿題は一切出しません。
それぞれのお子さんに合わせた学習カリキュラムを塾の指導時間内に終わらせるからこそ、自宅学習が苦手なお子さんでも、定期テストで結果が残せるのです。
無料面談や120分の体験指導も行っておりますので、お子さんとご相談のうえ、ぜひお越しください。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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