非進学校の生徒が参考書で独学する4つのメリット
高校の大学合格実績に不相応な難関大学を志望している場合、
参考書での独学のメリットが大きいです。
ここでは参考書を使った独学のメリットをまとめました。
高校の進度、レベルに関係なく自分のペースで進められる
高校の授業は、受験勉強にあまり詳しくない先生の独断で行われていて、
大学受験に対応していない場合が多いです。
予備校に行っても状況は変わりません。
受験生の現状の学力でクラスが振り分けられ、
そのクラスの進度、レベルに合わせて授業が進行していくため、
結局クラスに縛られてしまいます。
また、1年間の授業で上げられる学力は限られてきます。
予備校では偏差値5上げられれば上出来です。
現時点での学力と志望校の差があるとき、
授業では現役のうちに上がり切らないことが多々あります。
一方、独学をすることでクラスの進度、レベル関係なく、
学習を進められます。
やる気さえあれば、参考書をいくらでも進めることができるので、
現状の学力、高校の合格実績に関係なく、志望校に合格出来ます。
アウトプット中心で学習できる
インプットされた膨大な情報は、
すべて脳の中に記憶されています。
忘却とは、その情報が脳から引き出せなくなることです。
忘却しないため、脳から引き出すトレーニングをすればよいです。
その脳から引き出す訓練こそ、アウトプットなのです。
膨大なインプットの中から、
必要な情報のみを記憶するにはアウトプット(演習)です。
授業を受けないため、不必要なインプットに時間を割かなくてよいです。
独学しているだけで自ずとアウトプット量が多くなるため、
効果的な学習となります。
お金がかからない
独学の場合、参考書代やEラーニング代のみです。
全て参考書で勉強する場合、難関国立でも100冊以下でいけると思うので、
約10万程度です。
予備校に通うと総額100万以上かかるため、
独学はかなりお得なコースであるといえるでしょう。
将来役立つ
大学を卒業し、学生の期間が終わると、
授業を受けて学習するということがなくなります。
高額なセミナーにいく以外では、
必要な知識を本やネットなどで自ら学習するしかなくなります。
その際、独学の勉強法が身に付いていれば、
授業がなくとも抵抗なく学習が進められると思います。
まとめ
非進学校向けに書きましたが、中途半端な進学校でも
当てはまるメリットだと思います。
高校の大学合格実績に不相応な難関大学を志望している場合、
正直、合格するには独学しかないと思います。
友達と一緒に予備校に通う安心感に惑わされず、
自分の目標に向かって着々と学習を進めていくのが
大学受験の正攻法なのです。
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