面接官から質問を受けたら、出来るだけ多くの言葉数で返すようにしましょう。日本語も英語もたった一単語のチョイスで意思疎通できるようにはつくられていません。たくさんの言葉との絡まり合いの中で、その一単語の意味が定まってきます。
例えばアメと発音しても、雨なのか、お菓子のアメなのか状況や文脈がないと判断できない場合があります。この場合は音のイントネーションで判断はつきますが、やはり、状況や文脈がないと、外国人が日本人と会話しているシチュエーションなら、理解に苦しむ場合があるのではないでしょうか。
英語でも、似たような発音、roughとloveなど、日本人が聞き取りも発音も苦手な単語があります。この単語を聞き分けさせるためには、やはり、ほかの言葉で説明するのが無難だと思います。なかなか通じないからと言って、何度もその単語を繰り返されても中々判断できません。I love you.のloveだよと、言葉を足して説明するほうが伝えるのが断然楽です。つまり、伝わらなければ、どんどんしゃべってしまったほうがいいということです。
今ある語彙力でそのイメージや気持ちを伝える
ないものはありません。もし使いたいのだけれど、その単語がわからない、思い出せないから会話がとまってしまうというなら、今ある語彙で伝えようと頑張ってみてください。同じ内容でも様々ないい方があるのは、日本語も英語も同じです。会議に参加するという表現も、take part in、participate、何ならgoだって使ってもいいと思います。まずは伝えることを最優先にトレーニングしてみることが大事だと思います。