着実に数学の応用力をつける方法
応用力がない人が応用力をつけるためには、
「類題を解く」事が必要です。
参考書の問題の類題がどのようなものかを知らないと、
参考書の問題の知識から、類題に応用して解けません。
ここで「類題を解く」というのは、
「この問題は、あの参考書のあの問題の類題だ!」
ということを把握しないとただ「問題を解く」になってしまいます。
模試でも過去問でもいいですが、解けなかった問題で、
「なんか見たことあるなこの問題。。」と思ったら、
すかさず数学の参考書やテキストを開いて、
同じような問題を探してください。
探せたらその問題の類題と見なします。
続いて、参考書の問題と解けなかった類題を比べてみてください。
そもそも、参考書の問題が解けてない場合は、
応用力以前の話なのでここでは無視します。
類題はなぜ解けなかったのか、参考書の問題と何が違うのか、
どのような考え方が必要だったかなど、
参考書の問題と類題のギャップを埋めるためには、
どうすればいいのか考えます。
また、受験生は参考書の問題のそばに類題の出典を書き加えます。
第3回全統記述3(2)とか、2010早稲田政経3って感じで書いておくのがおすすめです。
そして、参考書の問題を解くときに類題を意識してください。
類題を解けるようにすることを考えることで、
参考書の問題の応用を意識することができます。
参考書に類題が載っている場合、類題を頭のなかで解いてください。
方針を立てるだけです。解けたら回答をさらっと見て終わりです。
頭のなかで解けなかったら実際に解いてみてください。
例題で学んだ知識を、類題で使えるかどうか試すことが大切です。
面倒くさいかもしれませんが、これをやるかやらないかで、
類題に対する応用力がかなり変わります。
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