【私立成城中学・高等学校】塾講師が授業内容や定期テスト対策・内部進学対策を解説!

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成城中学・高等学校は、東京都新宿区に位置する男子校です。
1885年に設立された歴史ある学校で、日本で初めて林間学校や臨海学校を開設したことでも知られています。
教育のレベルも高く、山脇学園中学・高等学校や東京学芸大附属国際中学・高等学校と同程度の偏差値となっています。
本記事では、成城中学・高等学校の授業内容や定期テスト対策、内部進学対策について解説します。

私立成城中学・高等学校の英語について

主に中学の前半において、「リスニング」「スピーチ」に重点を置いている点が特徴です。
具体的には、「家庭学習用の補助教材に音声CDを利用する」「英会話の授業でネイティブスピーカーの英語に触れる機会を増やす」といった内容です。
英語をコミュニケーションツールと捉え、英語力の向上を目標にしています。

また、中学3年までに大学入試に必要な英文法の習得を終了するなど、授業の進度の速さも特徴の1つです。
中学2年で英検4級以上、中学3年で英検3級以上の全員取得を促しており、バランスのとれた英語力の習得を目指しています。

英語の授業で使用する教材

私立成城中学・高等学校の英語では、以下のような教材を使用しています。

【私立成城中学・高等学校で使用される教材の例】
・ニュークラウン
・ブルースカイ
・ニュークラウンワークブック
・クロスビーム エレメンタリー
・プリント
・アクティブフォニックス
・TAGAKI
※上記は一例です
※実際の教材と異なるおそれがあります

私立成城中学・高等学校の数学について

数学の特徴は、数学の歴史まで含んだ深い内容の習得を目指している点です。

代数、幾何、図形等単元別に先取りして学ぶ手法に加え、計算力低下の課題に対する対応として中学1年生時には計算に特化した授業を設けています。それぞれの生徒の習熟度に合わせて、高度な問題へ取り組んでいきます。計算は努力が結果に結びつきやすいため、生徒の学習意欲向上にも役立っています。
ビッグデータ時代に対応するため、数学統計の授業も設けています。統計学の基礎や情報に関するモラルを学び、統計的思考力の養成に努めています。

数学の授業で使用する教材

私立成城中学・高等学校で使用される教材を紹介します。
単元別先取り学習の質を高めるため、体系数学シリーズとオリジナルのテキストを併用しているようです。

【私立成城中学・高等学校で使用される教材の例】
・体系数学
・システム数学
・システム数学問題集
・オリジナルテキスト
※上記は一例です
※実際の教材と異なるおそれがあります

私立成城中学・高等学校の理科について

理科の特徴は、中学生から高校生向けの教材を用いて授業を行う点です。

理科の授業で使用する教材

私立成城中学・高等学校の理科で使用される教材を紹介します。

【私立成城中学・高等学校で使用される教材の例】
・新しい科学(東京書籍)
・オリジナルプリント
※上記は一例です
※実際の教材と異なるおそれがあります

WAYSに在籍する生徒の事例

個別指導塾WAYSには、成城中学・高等学校の生徒が多数在籍しています。
実際に在籍している2人の生徒の事例を紹介します。

「暗記する」ではなく「導き出す」ことができるようになった成城中学3年生

中学2年生の12月に入塾した生徒です。

入塾時の学習状況

入学前、この生徒の成績は、3学期期末テストで数学1が60点という状況でした。ほかの科目も同様です。
とくに暗記を苦手としており、試験までに公式を覚えきれず、公式がわかっていれば解ける問題の間違いが多く見られました。

「暗記が苦手な原因」を深く掘り下げて成績アップ!

自分では「暗記が苦手」と言っていましたが、実際には「なぜその公式を使うのか」「なぜその公式は成り立つのか」を考えず、理解しないまま演習を繰り返していました。公式は暗記するものと決めつけている状態だったのです。

そこで、ただ公式を覚えさせるのではなく、「なぜその公式は成り立つのか」という部分を含めて解説して、納得した状態で頭の中に残りやすく(定着しやすく)しました。
公式を使う問題演習を反復させて、「暗記している状態」から「身についている状態」に変えていったのです。

結果として、公式の成り立ちを理解したことで、自分で公式を作り出せるようになり、「暗記」ではなく「導きだす」ことが可能になりました。
一度勉強法のコツを掴めばどんどん理解が深まり、結果として半年で入塾当初より20点以上も成績を上げることができました。

まとめ

暗記が苦手だと決めつけていた生徒に「理解して反復演習をする」指導を行って勉強法を改善していき、成績を上げることに成功しました。
なお、この生徒の成績アップの詳細は成城中学校3年生―納得できるまで繰り返し演習して成績アップ!で確認できます。

学習計画を立てて大幅に成績をアップさせた成城中学1年生

中学1年生の6月に入塾した生徒です。

入塾時の学習状況

入塾当時は、中学受験を終えて志望校に合格した達成感があり、勉強から開放されて自由を満喫する気分で一杯でした。
入学して2ヶ月間勉強に身が入らなかった結果、1学期期末テストでは、数学が59点、他の教科も同様の結果でした。とくに数学の計算ミスが多く、保護者は学習状況に対するさまざまな不安を感じていました。

自分で学習計画を立てる

この生徒がやるべきことは「学習計画を立てる」ことでした。
中学受験の際は塾から膨大な課題を与えられていたため、自分で計画する必要がなく、用意された課題をこなしているうちに受験の時期に至っていたようです。

しかし、塾という強制力が無くなり、中学校からは自分で学習計画を立てる必要が出てきました。
また、公立中学と比べて問題演習量が少ない中高一貫校では、自分で計画的に学習を進める必要があります。
計画を立てられない学生は、演習量が足りず、授業についていけなくなってしまいます。

テストまでの計画作成で成績大幅アップ!

当塾では、定期テストまでに教材を周回するための計画を立てます。
具体的には、それぞれの教材ごとに、テストまでの残り日数から「1コマあたりどの程度のペースで進めるか」を逆算して計画を立てました。

この生徒は、計画に沿って学習を進めた結果、平均点に届いていなかった数学の点数が次の2学期中間テストでは79点を獲得することができました。
また、点数が上がったことで生徒のモチベーションが向上し、2学期期末テストでは90点、学年末テストでは95点とさらなる点数アップに成功しました。

まとめ

学習計画を立てられなかった生徒に、自身に合った学習計画を立案・実行する方法を指導して、成績を上げられました。
なお、この生徒の成績アップの詳細は成城中学1年生―テストまでの学習計画作成で成績アップ!で確認できます。

定期テスト対策で重要なポイント

成城中学・高等学校の定期テスト対策について重要なポイントを教科ごとに解説します。

英語

英語の定期テストの問題は、教科書や授業プリントの既習範囲から出題される傾向があります。初見の問題が出されることもありますが、既習範囲が理解できていれば解けるレベルです。
また、リスニング問題も、授業で扱った表現から出題される傾向があります。

対策で重要なポイントは、教科書や授業プリントを中心に、授業範囲を何度も復習して、理解度を高めておくことです。

数学

数学の定期テストは、代数分野が6割、幾何分野が4割で出題される傾向があります。
ほとんどの問題は、教科書とオリジナルテキストからの出題です。

ただし、教科書やオリジナルテキストのレベルが高いため、定期テストの難易度も高めといえます。
途中式を記述する問題も出題されるため、途中式の書き方や注意点も理解しておきましょう。

高得点を狙うには、既習範囲を偏りなく学習しておくことが重要です。

内部進学について

成城中学・高等学校には、系列大学があります。
ここでは、成城高校と成城大学のそれぞれについて、内部進学の情報を紹介します。

系列高校への進学

基本的には、内部進学の試験がありません。
ただし、極端に成績が悪い生徒は、他の高校への進学を勧められるおそれがあります。

系列大学への進学

成城学園中学校の卒業生のうち50~70%ほどの生徒は、推薦を利用して成城大学へ進学する傾向があります。
他の生徒は旧帝大や早慶、GMARCH、医学部医学科を始めとする中堅~難関大学を受験します。
内部進学の資格を保持したまま他大学を受験できる点がポイントです。

教育方針と取り組み

私立成城中学校は、高校からの入学も募集する併設型中高一貫校です。

校訓

「自主自学」「質実剛健」「敬愛親和」「自治自立」といった堅実な校訓です。
「文武両道主義」のもと、部活動や臨海学校、林間学校、マラソン大会などの行事や課外活動が盛んです。

国際交流

グローバルなリーダー人材の育成を目指して、エンパワーメントプログラムを導入しています。
エンパワーメントプログラムとは、さまざまな課題に対して、カリフォルニア大学の学生と議論を重ねることで課題解決を目指す試みです。
プログラムを通して、英語力だけでなく国際的な交渉力の育成を図っています。

また、アメリカやカナダ、オーストラリアなどへの留学制度が整っている点も特徴です。

カリキュラム

先取り教育を行い、高校1年までに中高の基礎的な学習を完了させます。
詰め込むことで落ちこぼれてしまう生徒が出ないよう、学生ごとの習熟度に合わせて学べる「単元別先取り授業」を展開しています。

投稿者プロフィール

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中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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